掃除嫌いに捧ぐ1冊 2018年5月25日
自称「苦手な女」神垣です。
読んで「わたしにもできそう」と思いました・・・
掃除が苦手なせいか、
掃除のハウツー本を見つけ
「わたしでもできそう」と思うと買ってしまい……
読んで、あたかも
掃除ができた、掃除が済んだ
という錯覚に陥り……
結局、部屋はそのまんま
ということがあります。
ダイエット本を読んで
痩せたつもりになるのと似ています。
そんなわたしを
まんまとその気にさせてしまった
掃除本があります。それは・・・
「神さまがやどる お掃除の本」
コンビニで立ち読みして
即買いしてしまいました。
掃除をする動機として
「部屋が汚れていると貧乏神が住みつく」
「掃除をすれば運気アップ」
といったことが書かれているのですが
そんな導入は、もう読み飽きました
(というか、読んでもすでに反応しなくなってしまった自分がいます)。
それより、わたしがこの本に強く惹かれたのは
すぐに、ちょこっと掃除するための小ワザがイラスト付きで
紹介されているところ。
古タオルや新聞紙、メラミンスポンジは
こんなわたしでも掃除に使っていましたが
本書では、二層スポンジの活用が紹介されていて
新鮮でした。
例えば
「玄関はほうき代わりにスポンジを使ってさっとお掃除」とか
「網戸はスポンジでほこりを払うだけでもOK」とか。
ほかにも
「掃除機で取れないカーペットのゴミはゴム手袋で」
「飾り棚のほこりは床用のお大掃除シートで」
といった簡単に実行できる小ワザが、部屋別に紹介されているので
掃除嫌いなわたしでも「ちょっとしてみよう」という気になります。
大掃除は12月にするより
梅雨に入る前の過ごしやすい今時分のほうが
汚れも落ちやすくてよいのだとか。
掃除が得意な方には基本的かつ既知のことばかりだと思うので
お勧めしません。
でも、わたしのような掃除が苦手・不得意という人には
きっとやる気になるから、と勧めたい1冊です。
(20すぎうらゆうさんのイラストが楽しい。
(2018年5月25日 VOL.3087配信 メールマガジン あとがきより)