中高生のための就職ガイダンス「大人の仕事道」
大人の仕事道
自分の個性を活かした仕事をしたい。
好きなことでなければ働く気がしない。
そんな考えの人は、結局、どこの職場に行っても、満足することはない。
ましてや、自分が満足しないのに、人から「仕事が出来る人」という評価を得られることはあり得ない。
第一、自分にあった仕事なんて、さがしても見つかることは少ない。
仕事の種類は3万種類あるという。
だから出会う確立は3万分の1。
といっても、人の適正は幅が広く、分子は10にも100にもなる。
10になるか100になるか、それ以上かは、あなたの努力次第。
それよりも、目の前の仕事を本気でやった方が、道は開けるもの。
強い意志を持って、最後までやりきる姿を、周囲に見せること。
1990年代にあったTV番組「踊る大捜査線」のワンシーン。
いかりや長介さんが演じる和久刑事が、織田裕二さんが演じる青島刑事に言った。
「青島よ、正しいことをしたければ偉くなれ!」
そう、「やりたいことをやりたければ偉くなれ!」です。
そもそも、入社早々からやりたい仕事をやらせてくれる会社なんて、あるはずがない。
仕事の多くは嫌なもの。
自分の意にそぐわないことは少なくない。
嫌な仕事でも全力を尽くすことを求められるのが仕事。
誰にでも、仕事を通じて開花する能力=潜在能力がある。
人は、仕事の苦労と楽しみを交互に感じながら成長する。
仕事に限らず、好きでなくても、嫌なことでも、社会人になれば、やらなければならない事は多い。
仕事=チームプレーには、自制心や協調性が必要。
誰が言ったか知らないが「仕事探しは自分探し」
でも、自分を見つける前に仕事を見つけたい。
「自分らしさ」とは、他人が見つけてくれるもの。
自分のことよりも、人の気持ちが分かる人になること。
手抜きをしない。
自分を大きくアピールしない。
ただやるべき事を淡々と、きっちりやり抜く。
そして汗をかく。
それが大人の仕事。
汗をかくことで、自分探しから自分つくりに変えてみる。
そうすることで、自分らしく生きられる道が見えてくる。
それが大人の仕事道
それが大人の生きる道
そんな大人に大人が惚れる
人生とはそんなもの・・・・かな?