長生きしたいか、筋骨隆々になりたいか?
私の通っているパーソナルトレーニングのトレーナさんは、医療の勉強をされてからトレーナさんになられた方で(トレーナーという職業は正式には健康運動指導士と言うらしいですね)、かなり栄養の話にも詳しかったりする。
現役で学生に指導をしているかたわら、お年寄りの栄養指導も行うため
多岐にわたって知識を持っている。
で、その彼が言うには
「健康のために痩せるって言うけど、マッチョになり過ぎると寿命縮まりますからね」という事らしい。
筋肉を過剰に育てるには、糖質をカットする必要がある。
糖質は生きていくのに必要な栄養なので、最低限取る必要のある数値はあるのだが、ボディビルの大会に出るような御仁はたいてい身体づくりの際に糖質0を目指すことが多い。
また、筋肉を過剰に鍛えると血流に影響を及ぼすために心臓に負荷がかかりやすくなるようだ。
逆に筋肉をつけずに痩せようとすると、以前書いた減量と言う手段になる。
脂肪も筋肉も落とすやり方だが、これは継続する事が難しい。なぜなら人は命の危機を感じると体に養分をため込もうとするからだ。
減量(世の中でダイエットと言われている手段はこれに該当することが多い)はリバウンドを生む。そして、前より痩せにくくなる。
そんな訳で私は、トレーナさん曰くのベストである
「週二回、1時間の運動」を継続すべく努力している。
ダイエットと言うより健康維持のためにだが、別に何が目的だったとしても結果身体には効くわけで、運動すれば連動して筋肉が鍛えられていくことは確かである。
それをもっともっと!と過剰にやってしまうと体は負荷がかかり過ぎて自己防衛に走る。それが過ぎると体内の大事な養分を鍛える方に使ってしまうらしい。
困ったものである。
ともあれ私はどこも痛くない身体で、健康的に長生きがしたいのだ。
長生き>美>筋肉>運動神経
優先順位はこんな感じで。
とはいうものの、一つだけに効く運動があるわけではないので、当然ながらどれも互いに影響を及ぼしている。
何でもやれば結果は出るし、間違ったやり方でやり過ぎると結局逆効果なようである。
という事で今年もボチボチ鍛えていきたいなと思っている。