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『死角』
食わず嫌いなものが好きだったり、自分を見てくれている人は案外近くに居たり、悲劇の種は最初から自分の中にあったり、いちばん大切なことを真っ先に忘れていたり。
そういう「死角」と自分なりに折り合いをつけていくのがひとつの人生の在り方だと想っています。ひとつでも多くの「死角」をこなせることを願って詩います。
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『死角』
花は届けられていた
あの娘の心に
守りたいものがあっても強くなれないのは何故?
廻る星を羨んだりもした11日の水曜日
僕の中に溶けない声を遺して
前を向いていても君はちゃんと僕を見ていた
悲しみに連なる雨に咲く歌は
遠い誰かの後悔の浮世絵
真っ直ぐな気持ちには真っ直ぐに応えればいい
人も同じでしょう?
僕の中に解けない謎を残して
霧を晴らした時は
もう二度と忘れないから
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