たのしいリソグラフ体験
こんにちは、黒チャです。
今回は某日に行ってきたリソグラフ体験の日記になります。
リソグラフとは
版画技術には大きく分けて凸版、凹版、平版、孔版の4つが存在します。リソグラフはその中でも4つ目の孔版にあたります。大きな違いはインクの不透明度で、シルクスクリーンは不透明、リソグラフは透明なインクを使用しています。そのためデジタル印刷ながらも混色を楽しむことができます。
と、素人が適当な説明するのも怖いので、念のためリソグラフの機械を製造販売している企業様よりリソグラフに関する概要を下記に引用します。
とのことです。
印刷準備
今回は中野活版印刷店さんで「試してリソグラフ」というコースを申し込みました。データの持ち込みも可能とのことだったのでお互いに図版を用意することに。ちなみにこの時点でのリソグラフ経験値はお互いこんな感じ。
この時点でもう2人して「分版難しそう〜〜〜」という感想だけは共通してましたが、案の定難しかったです。整え過ぎてしまうと普通の印刷と大差なくて面白味に欠けてしまうし、かといって濃度を調節しないと混色したような風合いが出ないのでは?という不安。リソグラフよく使用している人はどうしているんだ……。
印刷体験へ
丁寧な初回ガイダンスを交えながら、持ち込んだデータで試し刷りをしていただきました。
ガイダンス内でも説明をいただいたのですが、インクの刷り順でかなり印象が変わります。写真だと分かりづらいかもしれませんが、混色してる箇所はかなり違う。
印刷の合間には制作事例などもご紹介いただきました。諸条件はありますが、A3サイズの印刷ができるのはかなり嬉しい。また、角底袋や封筒に直接印刷もできるとのこと。目の前で刷ってもらえたのもあって、かなり大きい収穫でした。年度内くらいに一回何か刷れたらいいな〜。
終わりに
元々リソグラフ体験に行きたかった理由が「次回つくる本に一部利用したいけど、前回利用したのが前過ぎて覚えてないから」なんですが、実際やってみたら思った以上に面白いし奥が深い……。印刷の特徴を活かすとなるとイラストを描く段階から考えることが増えるという悩みはありますが、その分独自の仕上がりになります。印刷の仕上がりなどテクスチャが与える印象も紙の同人誌の妙味だと思いますので、気になった方は是非!
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