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不適切指導を考えるシンポジウム12 文科省の調査結果から考える 不適切指導のいま【学校教育を考えましょう】


 不適切指導、子どもの自殺、不登校、教育問題等に関心がある方向けのZoomイベントです。

 教職員、保護者、当事者の児童・生徒、そのほか、教育や心理関係者、関心がある市民の方々の参加をお待ちしております。

 文部科学省が2024年12月末、「令和5年度人事行政状況調査」を発表しました。その中で、「体罰等の実態把握について(令和5年度)」という項目があります。23年の発表分、「体罰等の実態把握について(令和4年度)」では、初めて「不適切指導」について調査・公表がされました。その内容は、懲戒処分を受けた教職員の数のみでした。

 今回の公表分は、体罰の実態調査並みになりました。つまり、発生学校数、当事者の年代、当事者の性別、発生件数、不適切指導等を受けた児童生徒数、処分の内容、指導時の状況、不適切な指導・言動等の態様、事実把握のきっかけ、事実関係把握の手法、が入りました。

 今回のその統計データをどう読むのか、その上で、現場では何が起きているのかを考えます。

 ちなみに、生徒指導提要(改訂版)では、「不適切な指導」が取り上げられました。以下の7項目が[不適切な指導と考えられ得る例]として取り上げられました。


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