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恋多き女“伽椰子”満を持してのハリウッドデビュー!【ホラー映画を毎日観るナレーター】(454日目)「THE JUON/呪怨」

「THE JUON/呪怨」(2004)
清水崇監督

◆あらすじ
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東京の国際大学で福祉を学ぶアメリカ人留学生のカレン。ある日、彼女は日本の企業に赴任してきたマシューの痴呆症の母親・エマの面倒を見ることになる。知らない家にひとりで行くことに不安を抱えながらマシューの家に到着すると、想像を絶することが起こる。(公式より引用)
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ジャパニーズホラーの金字塔「リング」(1998)の海外リメイク版「ザ•リング」(2002)の大ヒットを受けてソニー・ピクチャーズが次に目をつけたのが「呪怨」でした。
監督はオリジナル版同様に清水崇氏が担当し、1000万ドルの製作費に対して北米だけで1億8700万ドルの興行収入を記録するなど大ヒットを飛ばしました。

製作として携わっていたサム・ライミ氏が今作を自らメガホンを取ってリブートするという情報が2014年に報じられましたがその後は音沙汰なしです。
気長に待ちましょう。

現在、アマゾンプライムの100円レンタル対象です。ちなみに設定に関わらず字幕が小さめでさらに左下に固定されるため少々見づらいです。

内容自体はオリジナル版の「呪怨」シリーズをベースにしているため、もちろん舞台となるのはあの佐伯家と同じような間取りの家で、お馴染みの伽椰子と俊雄くんが登場します。

俊雄くんの声はちょっと低めです。

“押し入れの天窓から伽椰子登場”、“布団めくったらいる”、“電話からあの声”、“玄関での攻防”等など

もはや名物と化しているシーンを再び拝むことができます。

ここのシーンめちゃくちゃ好きです。

『その家に関わった人や身内に次々と恐ろしい出来事が起こる』

という設定自体も同じため、「呪怨」シリーズを鑑賞済みだと怖さや衝撃は少なく感じるかもしれません。

しかしジャパニーズホラー特有のしっとりジメジメな世界観はご顕在ですし、主演のサラ・ミシェル・ゲラーを筆頭としたハリウッド俳優と石橋凌さんやおかやまはじめさん、森下能幸さんなど日本が誇る名だたる名優たちが共演している貴重な作品です。

2000年代の下町や新宿の街並みの懐かしさでエモさに浸れるというのも個人的にはオススメポイントです。(日清焼そばU.F.O.が100円というのに時代を感じます。)

主演のサラ・ミシェル・ゲラー
「ラストサマー」などにも出演されています。
走り姿がちょっとだけダサかったです。

ちなみにサラ・ミシェル・ゲラー氏は当時所属していたエージェンシーWMAの社長がザ•ニューヨーカーのインタビューにて「彼女は『THE JUON/呪怨』に出演する前は無に等しい存在だった」というとてつもなく失礼な発言をしたことに憤慨して別のエージェンシーに変えたそうです。

☆この度ホームページを開設しました!
もしよかったら覗いてやってください。

渋谷裕輝 公式HP↓


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