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バンクーバーの田舎工場でメキシコ人とインド人と働いた話【世界一周する慶應生12日目】

こんにちは、世界一周している慶應生です。

ご覧いただきありがとうございます。
スキしてくださった方の投稿拝見してます︎‪ ·͜·
とても嬉しいです!ありがとうございます!

現在アメリカのラスベガスとサンディエゴを経由して3つ目の都市であるバンクーバーに滞在しています。

ご縁あってダウンタウンから車で1時間のMaple Ridgeという場所にホストファミリーのような形で住まわせて頂いています。

なんと家主のカナダ人の方が食品系の会社を営んでいるビジネスオーナーで、僕がバックパッカーとして貧乏旅をしていると言うと工場で働かせてくれると仰ってくれたのです!!

ということで今日はバンクーバーの片田舎のブルーベリー冷凍工場で働いた一日を共有させていただきます。

Maple Ridgeにある食品工場

朝6:00起きで支度をし、車で工場まで送って頂き7:00から業務開始です。

工場に着いたらすぐに手袋とマスク、工場内が機会の音でうるさいため耳栓を支給されました。

僕がやる仕事は小さいダンボールを切って折りたたむ作業。1週間しか滞在できないためレクチャーが必要無い簡単な仕事を用意してくれたため、仕事の説明も30秒で終わりました。

↑のようにひたすら投げられるダンボールをカッターで切って畳むだけの作業。
7:00〜9:30、10:00〜12:30、13:00〜16:00と30分の休憩が2度入る以外は基本的にずっとダンボールを切っているだけです。

苦痛じゃないの?と聞かれるのですが、確かにダンボールをひたすら切っているだけだと1時間くらいで退屈してくるので、途中から耳栓をつけるフリをして片耳だけイヤホンをつけていました。

ステマでもなんでも無いのでリンクは貼りませんが、Amazon Audibleというアプリを使って音声で読書をするというのをひたすらやって働いている4日間を通して4冊本を読み終える(聞き終える?)ことができました。めちゃくちゃ面白かった!!

↑が4日間のうちに読んだ本達です。作業しながら音声で聞いている分たまに内容が飛んじゃったりもするのですが、それでも十分頭に入ってる感覚がありました。

また、僕が入った班はインド人のリーダーとメキシコ人が2人の合計4人班だったのですが、メキシコ人が英語喋れないながらも終始話しかけてくれていたため退屈しませんでした。アジア人1人だったためありえないくらい虐められるのかと思ってましたが、右も左もわからない自分にも親切に接してくれました。

メキシコ人の左Daniel(27)と右Aguila(52)
廃材で遊ぶDaniel

ダンボールを切る以外にも-28度の巨大冷蔵庫の中でコンテナに商品を詰めたり、廃材を捨てる仕事をしていました。

Aguilaがラップをつつんでボールにしてサッカーをし始めたり、カンフーごっこをして遊んだりしてました。小休憩の時に何も食べるものが無い僕に対して2人がみかんや梨を分けてくれた時は泣きそうになりました。

一日ダンボールを切り続けた結果

仕事自体は単純なもので立ちっぱだったため最初は少しきつかったのですが、周りの暖かい同僚のおかげで楽しい時間を過ごせました。


15:30に仕事が終わったので、午後はホストファミリーが地元Maple Ridgeのアイススケート場に連れて行ってくれました。

日本ではあまり馴染みがありませんがカナダやアメリカではアイスホッケーが盛んで基本的にはスケート場は地元チームの練習に使われているそうです。僕が行った時間だけ練習の休憩時間みたいな感じになっていたので、家族連れできている人が沢山いました。

午後は街のインド料理屋さんに連れて行って頂き、色んなカレーを食べました。カナダは移民大国なおかげで色んな国のレストランがあって飽きないというのがとても良いですよね。

今日学んだこととしては言語の壁は意外にもコミュニケーションにさほど影響しないということです。僕が働いていた工場では基本的に英語をしゃべれる人がおらず、その割には色んな国から来ているため最初はどうやって連絡取り合うんだろう?と疑問に思っていました。しかし、ほとんどの仕事の連絡をジェスチャーや簡単な英単語ひとつで済ませていて、言語が違っても仕事になるんだなと言うのを知れました。
また、絶対虐められるとびくびくしていた自分ですが、4日間しかいないのにも関わらずみんな親切に接してくださったのが印象的で、国籍や人種など関係なく仲良くなれるものなんだなと暖かい気持ちになりました。

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