澁澤弓治

小説書いたりする。来世は猫か犬にでもなるべく日々訓練中。

澁澤弓治

小説書いたりする。来世は猫か犬にでもなるべく日々訓練中。

最近の記事

猫を増やすという国策

「猫を国策で増やします、10年で中国の人口を目指し、11年でインド、30年後には世界の総人口以上の猫を日本国内で飼うという計画であります」 「予算は?」 「予算? 人では無く猫が得をするだけなので財務省は何も言いません」 「食料は?」 「食料については、我が国は島国でありますから、魚は取り放題かなと、そして猫大臣に猫養毅君を当てようという計画であります」 「相当な費用と人員がいるのでは?」 「ですから、お金は要らんくて、チュールでも発行すればいいのです、デフレチュールを作って

    • 純文学を書きたい

       内容はまだ確定していない、以前純文風に書いたのが結構楽しかったからもう一度書いてみたいのだ。  カクヨムにあげてるファンタジーがエタっている、正直めんどくさい、現代のファンタジーのない話に、誰も気づきようもない伏線、小ネタを入れるのが楽しいのだ。  今ぼんやりと脳にある構想は丸の内サディスティクを聴きまくる女大生が主人公。  今の日本の中の細かい所で生きづらさを感じたりするが、そこまででもない、そんな主人公。  最終地点はどこかを考える。  友人はタバコを吸い、あま

      • 横文字が嫌いな愚痴

         横文字が嫌いである。逆に問いたい、横文字を使う必要性はあるのだろうか。  最近では幼い頃から英語を、と声高に叫ぶ人たちがいるが、そんなにグローバルグローバル言いつつ、実際どれほど英語を使った事があるのだろうか。  私は日本は他国の植民地でもないのだから、来日する外国人には堂々と日本語で話せばいいと考えているが、日本人は優しすぎるのか気を使いすぎな気がするのだ。  最近の若者は語彙力が低く、ヤバイ、マジとかそんな単語で会話する、と言われるが英単語などを含めれば昔と大差は

        • 異常な省略をしてしまう

           趣味で小説を書く時も、読書感想文も何もかも異常に圧縮してしまうのである。  比喩は短め、長い主語は使わない、文法は簡単、理由はいくつかあると思えるが、単純に私の見る世界の解像度が低いという可能性もある。  その証拠に何も見ずに絵を書くのが下手である。日頃から細かな事に注意していれば画力は少しは上がるはずだからである。  省略、簡略化、圧縮。もう書くことはない。  とにかく細部に目を配って解像度の高い充実した生活を送りたいというだけである。

          バスを待つ二人

           下校時、バスの一番後ろの五人がけシートに、腰掛ける女子高校生が二人いた。一人は真ん中、一人は窓側だった。ガラ空きバスの乗客はその二人だけだった。  高校の最寄りのバス停からバスに乗って発した言葉といえば、京香の「あぁ涼しい」くらいで、数分間二人とも無言だった。  右頬を窓と接近させ、視線も全てをバスに任せているのが優里亜。  五人がけシートのど真ん中に座り、正面の大きなフロントガラス越しに前を眺めてりるのが京香だ。  優里亜はショートヘアでどことなく頼りない、それは

          バスを待つ二人

          自己紹介 はじめてのnote

           寝る前とかによく色々なことを考える。例えば昨日はやる気を絶対に出す方法。  趣味として小説を書く、といっても絵が描けない代用ではじめた趣味。実力はお察しだがいつかnoteにあげてみたいなと思っている。  幼い頃から頭の中に居る現実の知り合いだとかとラジオしながら過ごしている。何らかの精神障害かもしれない。  数時間も見た事があれば脳内で無意識に会話しているのは少し利点がある、例えば、普通有名人と話したければ大金を払う必要があるが、私は無意識的に脳内会話をしてしまうから実質

          自己紹介 はじめてのnote