猫を増やすという国策
「猫を国策で増やします、10年で中国の人口を目指し、11年でインド、30年後には世界の総人口以上の猫を日本国内で飼うという計画であります」
「予算は?」
「予算? 人では無く猫が得をするだけなので財務省は何も言いません」
「食料は?」
「食料については、我が国は島国でありますから、魚は取り放題かなと、そして猫大臣に猫養毅君を当てようという計画であります」
「相当な費用と人員がいるのでは?」
「ですから、お金は要らんくて、チュールでも発行すればいいのです、デフレチュールを作ってもインフレチュールにはなりません、デフレなのにインフレを心配してどうする? 第一日本の猫のチュールの数は対して伸びてないんですよ、心配する必要がないんですよ、それから人員に関しては、日本には多くのニートという名の国の宝が居りますので今こそ、彼らの力が必要な子ではないかなと」
「メリットは?」
「メリットは、圧倒的キャットセラピーですね、猫一匹での幸福度の上昇から、計算し、猫は増やせば増やすほど幸せになると算出されてます」