走って浸かっていただきます~佐伯~
なかなか温泉に行けない日々。
温泉に行けないなら、鉱泉に行けば良いではないか。
と言う安易な発想から始まった、ラン&鉱泉&ごはんコース。佐伯を巡った。
車をかぶとむしの湯 鉱泉センター直川に置いて、いざスタート。直川の中心部に出て、国道10号線を弥生方面に向かう。
カブトムシに出迎えられた。
直川はカブトムシで町おこしをしていて、夏にはカブトムシ相撲など開催されている。カブトムシのトレーニングって一体どうやるのだろうか。
跨線橋×1回、峠×2回、その他弛いアップダウンもあり、予想以上に刺激的なコースだった。直見駅で折り返し。
無人駅で鄙びた雰囲気が、なかなか趣があって好きなタイプだ。ここでは列車に会えなかったが、国道が線路沿いなので復路で「にちりんシーガイア」とすれ違った。線路とほぼ同じ高さを走っているので、迫力満点でテンションも上がる。
だんだん風が出てきて、走りながらも冷えを感じてきた。とは言え終盤はペースも上げられず、早く戻ってお湯に浸かりたいという欲求を糧にどうにか走りきった。
16.89km、なかなかタフなコースを制したあとは、ストレッチと水分&プロテイン補給をしてから鉱泉へ。
かぶとむしの湯 鉱泉センター直川
鉱泉=「地中から湧出する泉水で、 多量の固形物質又はガス状物質若しくは特殊な物質を含むか、或いは泉温が泉源周囲の平均気温より常に著しく高温を有するものをいう。鉱泉中、特に治療の目的に供されるものを療養泉とする。」(環境省が定める「鉱泉分析法指針」)
とりあえず、熱くはないが地下から色々成分を含んだ水が沸いているぞと。それを温めて温浴施設にしたぞと。
施設は広く、露天風呂が無いものの浴槽も広々。数組の先客が居たが、余裕でソーシャルディスタンスが取れている。キャンプ場が併設されているので、ピーク時は人が多そうだが、閑散期であれば地元民がメインとなるので混雑は心配なさそうだ。
お湯は硬いと感じたが、ランニングで冷えきった体を温めるには十分。やや熱めのお湯もちょうどよい。
大人 500円。
シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、ドライヤー、無料ロッカー設置あり。
コスパも上出来。
ここを起点とした直川コースは、これからもお世話になりそうだ。
走った分はしっかり栄養補給を。
お食事処 由布
佐伯は海鮮のイメージがあるが、地元民たちは肉好きのようで、肉がメインのお店がとても多い。その人気店がこちら。
地鶏の由布焼きと、若鶏の由布焼きソフト、どちらにしようか散々迷ったあげく、今回はソフトで。
もも肉が一枚どどんと鉄板に鎮座し、それをハサミで切りながら食べるというスタイル。にんにくの効いた鶏もも肉は柔らかくてふっくらとし、これはごはんが進む。いや、ビールも欲しくなる味である。
さりげなく添えられている、鳥モツの和え物もこれまた美味しい。付け合わせがナポリタンというのも、どこかレトロで趣がある。
全てに箸が進むので、鶏もも一枚と麦ご飯があっという間に無くなってしまった。
今日のワークアウトの分はしっかり補給出来たようだ。いや、それ以上に摂取したな…。
ほどよい筋肉疲労と、頭から汗を流した爽快感、鉱泉でのリラクゼーションに舌にも胃にも幸せなごはん。
また今回も、充実した休日を送ってしまった。
体幹トレーニング(朝) 10分
ランニング 16.9km=880kcal
体重 47.1kg
体脂肪率 26.7%