弱くて何が悪い?
最初の一人にも 最後の一人にもなりたくないのに
誰かに探し出して欲しくて 仕方なかった
僕が居なくなったって 悲しむ人なんて誰もいないと
一人で戦って それが強さだと思っていた
ずっと 守られることを夢見ていて
けれど 僕の手を差し出すことができなかった
その手が僕の手を振りほどいて
届かないところに行ってしまうのが 怖かった
「結局、何が欲しいの?」君が困った顔して呟く
そんな顔なんかさせたくないのに どうして?
ねぇ、僕が居なくなったら困る? その答えだけが聞きたい
全て壊してしまいそうになるのを 止めて欲しい
ずっと 隣にいたいという願いを叶えるには
たぶん 僕が弱いことを僕が認める必要がある
君に居なくなってほしくないのは
僕の一番の願いであると 認める必要がある
弱くて,何が悪いの? 君が笑った
弱くて、何が悪い?
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