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瞑想とは、呼吸に集中することではない。

こんにちは、シバです。

瞑想とは、呼吸に集中することではない。と言う話をします。

瞑想やってみたはいいものの、やり方がわからず効果が出ない経験。
あると思うんですよ。
私もあります。

私も毎日5分の瞑想を1ヶ月続けてみたけれど、
何も変化がなかった経験があります。

めっちゃ時間ムダにしたなって思いました。
意味ないじゃんって。
瞑想オススメしてる人って本当に自分でやってんのかな、効果実感してんのかなって。
そんな感じで失望してやめちゃったんですよね。

で、時が経ち就職をして。
仕事が辛くて、もう一度瞑想を始めてみたんですよ。
何かに縋りたかったんですよね。
今度はしっかり勉強してやってみようって。

そして、瞑想を勉強して
一つだけ意識を変えて瞑想をしたら、
一気に瞑想の効果を実感できたんです。

私が瞑想を学んでいて、
効果を実感した時に意識したことは

「集中ではなく観察をする」ということ

ということです。

例えば、
呼吸に集中するとしたら、

  • 呼吸の温度

  • 鼻腔の通り道の感覚

  • お腹の動き

を観察するのです。

呼吸に集中する。
というより、
観察に集中するということです。

他にも、

  • 心に浮かんでくる思考

  • 痛みなどの身体感覚

  • 喜びとか恐怖といった感情

を観察します。

観察しまくりです。
常に観察、観察、観察。
観察するために、瞑想をするのです。

思考を観察する時は、
思考の内容を観察したり、
思考の変化を観察したり。

良い悪いを判断しないで、ただただ観察します。

というのも、観察こそが瞑想の本質だからです。

人間って普段は観察なんてしていません。
自分の肉体感覚も思考も感情も全てをフル無視しているのです。

常に、過去のことや未来のことに不安になったり、楽しんだりしています。

仕事中に来週のディズニーデートのことを考えていたり、
デート中に仕事の失敗について考えていたり。

今を経験していません。
今に存在していないのです。

でも、そんな生活をしていたら、自分の問題なんて解決できませんよね。
自分の感情をコントロールするなんて無理ですよね。
どんな人生を歩んでいきたいかを判断できませんよね。

だからこそ、10分の瞑想だけでも観察をするべきなのです。
観察をするだけで、あなたは自分自身のことを知り、抱えている苦しみを知れるのです。そして苦しみを知れたら、あとは解決するだけです。

瞑想での観察は、ただ客観的に事実として受け止めることが重要です。

そうして観察に集中することで、
今この瞬間に集中する力や、
自分の心と体の状態を客観的に観察する力を養われます。
これは、ストレスや不安を軽減したり、集中力や創造力を向上させたり、自己認識を深めたりするのに役立ちます。

巷で噂されている瞑想の効果は全て「正しく」観察に集中することで、
得られるものなのです。

瞑想の本質こそ、観察だということにも頷けることでしょう。


そして、観察をするのが上手くなるためには、

継続すること

これがなによりも重要です。

1日だけ20時間も瞑想しても意味はありません。
逆に10分でも毎日瞑想をしていたら、
ある日、ふとしたタイミングで観察をしている自分に気が付きます。

そう。この気づきが重要なのです。

買い物をしているとき、
順番待ちをしているとき、
仕事をしているとき、
あなたは気づきます。

自分の行為、自分の思考、自分の感情に。

ふと、気づけるのです。

これは継続していないと感じれません。

継続によって得られる果実が
この気づきなのです。

最後に。
覚えて欲しいことは、

「瞑想は集中ではなく、観察すること」
「継続すること」

でした。

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