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戸隠神社

いきなり戸隠神社へ行ってきました。

今回で三度目になるんですが
サムネの奥社へ通じる杉並木の参道が好きでして
この参道を歩きたくて、また来てしまいました。

紅葉が真っ盛りで、近くの鏡池に寄ろうと思ったら既に駐車場が満車で入れず、諦めて奥社からお詣りすることに。

奥社参道への入口
参道途中の狛犬と随神門
参道途中の御神木

人が余裕で中に入れるくらい根元が割れてる不思議なおスギさん。

参道の両側は見事な紅葉です。

五社案内図

「天岩戸開き」は、太陽神のアマテラスが弟神スサノオの乱行ぶりに岩戸へお隠れになって世の中が真っ暗になり、困り果てた神々が会議を開いてアマテラスを外へ連れ出すために祭りを開いたという神話です。
その祭りが気になったアマテラスが岩戸を少し開けたところ、手力雄命が一気に岩戸を押し開き、その岩戸が下界に落ちて戸隠山ができたという伝説があります。
五社からなる戸隠神社は、この岩戸開きにまつわる神々が御祭神として祀られています。

奥社は岩戸を開いた天手力雄命(アメノタヂカラオノミコト)が御祭神です。

奥社由緒書き
奥社

奥社の少し手前に九頭龍社があります。
御祭神は地主神の九頭龍大神(クズリュウノオオカミ)で、天手力雄命を戸隠山へお迎えした神様です。
箱根にも九頭龍神社がありますが、心願成就の御神徳は絶大です。

九頭龍社
手水舎
奥社そばのせせらぎ

お詣りを終えて再び参道を歩きます。

陽が差してきました。
それにしても素晴らしい!
ここのおスギさんたちは樹齢400年を超えていて、最も太い樹は直径2mを超えているそうです。
そのことからも相当エネルギーの高いパワースポットと言えます。

立春と立冬の朝、この随神門の先に太陽が昇るそうです。
この次の日が立冬で、日の出に間に合う時間に来るつもりだったんですが、あいにくの曇り予報で断念しました。

再び随神門まで戻ってきました。

ここから駐車場まで森の中を行く遊歩道があるんですが、たまたま先日この参道に熊が出没したニュースを目にしまして、ビビッてやめました。

五社をめぐるには歩道が整備されていて徒歩でも可能ですが、今回は熊にビビッて車で移動しました。

次は中社で、岩戸開きに際して知恵をしぼり、神楽を創案して岩戸を開くキッカケをつくった天八意思兼命(アメノヤゴコロオモイカネノミコト)が御祭神です。

中社由緒書き
中社脇にある さざれ滝
中社の御神木
中社拝殿

再び車で通ってきた道を移動します。
途中に火之御子社がありますが、駐車スペースが無かったので宝光社の駐車場へ車を停めました。
宝光社は天八意思兼命の御子神である天表春命(アメノウワハルノミコト)が御祭神です。

宝光社由緒書き
宝光社参道の石段
宝光社拝殿

さて、残す一社の火之御子社へは徒歩で行くしかありません。
ビビりながら神道を進みます。

誰もいない神道

熊出没注意の看板があったけど「行くな」とは書いてない(^^;
注意してたって出てくる時は出てくるわけで(^^;
熊除けの鈴も持ってないし(^^;
しかも誰も歩いてないし(^^;

約15分くらいで無事に火之御子社へ到着\(^o^)/
火之御子社は、岩戸の前で裸になり舞いを披露した天鈿女命(アメノウズメノミコト)が御祭神です。

火之御子社由緒書き
火之御子社拝殿

なんとか無事に五社めぐりを終えました。

最後おまけに、戸隠と言えば「そば」ですね。
11時頃で、さほど混んでおらず、奥社入口にある奥社の茶屋さんでざるそばをいただきました。

歯がもげそうなくらい、すんごいコシの強いおそばです。
大変美味しゅうございました😋

秋が短かかったせいか雪が降る直前くらいの気温になれば、さすがに熊さんもお休みになるでしょう。
そのタイミングならビビらずに徒歩で五社めぐりが楽しめると思います。

戸隠神社社務所
所在地
長野県長野市戸隠中社3506
アクセス
電車:長野駅⑦番乗場からアルピコ交通バス【ループ橋経由戸隠高原行き】で約1時間
車:上信越自動車道 長野ICから約1時間または信濃町ICから約30分

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