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50代、自由とは何か?娘が教えてくれた

平日の朝、仕事ではなく娘の家へ向かう
そんな日が来るなんて思ってもみなかった。

15分ほどペダルをこぐ間、
「今日はどんな一日になるかな?」と考えていた。
体は冷え切っていたけれど、なんだか心は温かかった。

実は今日、朽ち果ててきた玄関のスロープを補修する日。

9時15分前に到着すると、補修業者さんがすでに来ていた。
「今日は寒いですね〜」と声をかけると、
「ほんまに冷えますね」と笑いながら返された。

予定通り9時から作業開始。
工事の音がアパートの静かな朝に響き渡る。

その頃、娘のことは朝8時から来てくれているヘルパーさんと一緒に準備完了して、パソコンでYoutubeを見ていた。

そして迎えの時間になると、
作業所のおじさんが玄関まで迎えにきてくれた。

「行ってきます!」と元気な声を響かせ、
ことさんは電動車椅子で颯爽と出発していった。

その後ろ姿を見送りながら、なんとも言えない気持ちになった。

かつての僕なら、この光景を目にすることすらなかった。

サラリーマン時代、平日の朝は「会社へ行く」ことだけがすべてで、
家族を見送る時間なんて考えもしなかった。

でも、今は違う。
こうしてことが笑顔で出発する姿を見られることが、
僕にとって何よりの幸せになった。

スロープの補修が進み、
今まで不安定だった道が、がしっとしっかりとしたものに変わった。

それを見て、ふと思った。
「これは、まるでことさんの人生そのものだな」と。

ことさんは、今できることを全力でやりながら、
できないことは周囲の力を借りて、自分の道を進んでいる。

その姿を見て、僕は気づいたんだ。
僕がサラリーマンとして生きていたころ、
「この道しかない」と信じていたことが、どれほど視野を狭くしていたか。

サラリーマンとして定年まで勤めるのが当たり前。
会社のレールの上を進むことが、唯一の正解だと思い込んでいた。

でも、それはまるで、
細い平均台の上を落ちないように必死で歩くようなものだった。
進むべき道は一本しかなく、自由に選ぶことなんてできないと思っていた。

でも、会社を辞めるのは、
平均台から降りて、大地を歩くようなものだった。

最初はどこへ向かえばいいのか分からず、不安定に感じる。

でも、大地は360度、どこへでも行ける。
決められた一本道ではなく、自分で進む方向を選べる自由がある。
そう気づいた瞬間、僕の中で何かがふっと軽くなった。

スロープの補修が終わり、しっかりとした道ができたように、
僕の人生の道もまた、捉え方次第で安定したものへと変えていける。

決められたレールを歩くのではなく、自分の道を作る。
そう考えたとき、世界の見え方が変わった。

かつての僕は「全部自分でやらなければ」と思い込んでいた。

でもね、

ことさんは違った。

彼女は自分のできることに集中し、
できないことは人に頼りながら、それでもしっかりと自分の人生を歩んでいる。
その姿が、僕の人生観を変えてくれる。

僕は卒サラして、自分の人生を自分で選ぶ道を歩んでいる。

最初は不安だったけど、今は確信している。
「目線を変えることこそが、人生を変える第一歩なんだ」って。

補修されたスロープを見つめながら、僕は改めてそう感じた。

ことさんが自分の道を進んでいるように、
僕もまた、自分の足でしっかりと人生を歩いていこうと思う。

目線を変えたら、人生が優しく微笑み始めたよ。


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