「ジューサー不要!もむだけスムージー」つくってみました
『一日がしあわせになる朝ごはん』(料理:小田真規子 文:大野正人 文響社 2016年)から、「ジューサー不要!もむだけスムージー」を紹介します。
ジューサーがなくてもつくれるスムージー、どうやってつくるのかというと、材料を保存袋に入れてもむだけでできてしまいます。注)もむときには、手の熱が伝わりにくいよう、タオルなどの布で包んでこぶしでつぶしながら混ぜるように書かれています。
私はこの本のレシピの中から4種類のスムージーをつくってみました。
1.マンゴーヨーグルト
おいしかったです。冷凍マンゴーの代わりに冷凍パイナップルでもおいしくできました。夏の朝にぴったりの味です。
2.アボカドアイスヨーグルト
アボカドの独特の風味とバニラの香りのハーモニーが楽しめます。おしゃれな気分も楽しめます。
3.ブルーベリー豆腐
ブルーベリーを見かけると、ついつくりたくなります。豆腐が入るので、タンパク質も豊富にとれてヘルシーさが嬉しいポイントです。甘味が足されることで豆腐感は薄れて、飲みやすいです。はちみつの代わりにメープルシロップを入れてもおいしかったです。
生のブルーベリーを洗って、水気を切って、冷凍可能な保存袋に入れて冷凍しておけば、その保存袋に豆腐と砂糖を入れてつくることができます。
4.バナナ豆腐
巻末にアレンジアイデアとして掲載されているものの1つです。絹ごし豆腐150gとバナナ一本分を1人分としてつくってみました。バナナは輪切りにして冷凍したものでつくってみました。ちなみに、常温のバナナを使っても、豆腐の冷たさでおいしくできました。
まとめ
夏の暑い朝におすすめのレシピです。冷凍した果物を5分ほど常温においてても、手でつぶすにはまだ少しかたい時もありますので、お休みの日など、時間に余裕のあるときがいいかもしれません。少し手間はかかるものの、素材のみで完成するので、添加物などの心配もありませんし、満足感の大きいスムージーができます。つぶし残しがあっても、それはそれでおいしいですし、私はスプーンですくいながら食べています。皆さまにも気軽につくってみてほしいなと思います。
※写真の豆腐やヨーグルト、アイスの銘柄は一例です。つくられる際は、お好みのものをお使いください。また、アボカドは、熟れていないと硬くて皮も剥けないので、よく熟れたものをお使いください。
おわりに
この本は、写真が豊富に使われていて、見ているだけでも本当に楽しくてしあわせな気持ちになります。何を食べようかわくわく考えられることは、しあわせなことです。以前、歯茎が痛くて、ふつうの硬さに炊いたごはんもおいしく食べられなかった時期があったのですが、この本の中で紹介されているお茶漬けのページに救われました。いろんな食材の組み合わせが紹介されていて、お茶漬けをつくって楽しく乗り越えられました。その中で、ツナとねぎ味噌の組み合わせにハマりました。ツナの代わりに焼鮭とねぎ味噌でお茶漬けにしてもおいしかったです。いろんな組み合わせを見ているうちに、自由でいいんだなと思ってきて、自分なりに楽しめるようになるところがこの本の素晴らしいところだと思います。この本では、ごはんやパンの楽しみ方、その他、いろんなアイデアが紹介されています。気になった方は、ぜひ、手にとって楽しんでいただきたいです。