フィナンシェを作る
小鳥遊です。
先日、カルボナーラを作りました。
料理系のYoutube動画を見ていると、自分でも作ってみたくなりますよね。簡単に真似できる部分があると嬉しかったり。そのカルボナーラでも、動画の真似をして卵液に塩昆布を入れてみました。結構おいしかったのでオススメです。
それはさておき、カルボナーラで卵黄を使ったので卵白が余りました。普段は余った卵白は味噌汁に入れてしまうのですが、今回は卵白を使ったお菓子『フィナンシェ』を作ってみようと思います。
レシピ
今回は、NekonoME Cafe【ネコノメカフェ】さんのレシピを参考に作ってみることにします。マカロンのときにもお世話になりましたね。こちらの動画です。
今回挑戦するのは、動画内のプレーンのものです。
例によって材料と作り方の詳細は割愛しますが、下記の3点を変更しました。
動画内の量では流石に多すぎるので、材料の分量は1/2セット分(ベース生地は1/10、プレーンの欄は1/2)にした。これで卵白2つ分。
トレモリンの代わりにハチミツを使用。
型は動画より小さいものを使用。リンクはこちら https://amzn.asia/d/bd4MuxJ
それでは作っていきましょう。
実践
焦がしバターは冷ます必要があるので、焦がしバターから作っていきます。ちなみに、焦がしバターを作るのは今回が初めてです。
バターを切り出したときに、ついでに型に塗るバターも準備しました。効率がいい。
でも、型にバターを塗っていたらバターを加熱しすぎました。不覚っ…。
次に、卵白、グラニュー糖、はちみつを準備します。
糖類が溶けたので、コシを切って置いておきます。
次は、粉類を混ぜます。
卵白、粉類、焦がしバターを混ぜたものがこちらです。
それを型に流して終了です。
あとは、200度で余熱したオーブンで15分焼いて完成です!
実食
焼けたフィナンシェがこちらです!
焼き加減はちょうどいいですね。食感がしっかりしていて好きです。参考にした動画で使っていた型よりも薄い型を使ったので、ほんの少しだけ時間を短くしてもいいかもしれないです。
肝心の味は、めちゃくちゃ焼き菓子!って感じです(それはそう)。
バターの味がかなりダイレクトに来ますね。バターの焦がし具合でかなり印象が変わりそう。
それと、個人的にはもっとアーモンドが効いていた方が好きなので、混ぜる前にアーモンドパウダーをローストしたり、皮つきのアーモンドパウダーを使ってみてもいいかもしれないって思いました。
参考にした動画では、この生地をベースに数種類のフレーバーを作っていました。もしかしたら、動画で紹介されていた配合は、味付け前提だけどプレーンでも美味しいという絶妙な配合だったのかもしれないです。すごい…。次回はフレーバーがあるものを作ってみてもいいかもですね。
反省と振り返り
今回は概ね成功したと言っていいと思います。比較的簡単にできたかも。でも、その分だけ基礎的な素養が問われるお菓子なのかもしれないって思いました。それと、こだわり出したらキリがなさそうです。
さて、次回に向けた反省を数点挙げておきましょう。
材料の量について。この型を使う以上、今回の量でいい。卵白の5g以外は参考動画に忠実(要計算)なので、特に気にすることはないかも。ただ、もう少し厚めの型の方が外側と内側の食感の違いを楽しめるかもとは思った。
トレモリンについて。代用としてハチミツを入れてみたが、手元にトレモリンが無いのでメリットもデメリットも見出すことができていない。トレモリンを使用する理由が砂糖の再結晶を防ぐことと保水性らしいが、大きいものを大量に作るわけでもないので、今回程度の規模なら気にすることではないのかもしれないと思っている。本記事執筆時点では特に不都合は感じていない。
アーモンドパウダーについて。前述の通り、こだわれるポイントだと思う。もっと風味を出したいなら、分量を変えるよりも、皮付きのものを使う、ローストしてから混ぜるといった方法を試してみるのが先だと思う。
焦がしバターについて。プレーンで作る以上は焦がす意味があると感じた。ただ、今回は一番香りがいい段階を逃した自覚があるので、加熱時はもっと慎重になるべき。ある程度焦げた後の変化は一瞬だったので注意。
おわりに
今回はフィナンシェを作りました。初めての割にはうまくできたと思います。思いのほか簡単にできたので、これからも作る頻度は増えそうです。ただ、バター関係は洗うのが大変で…。
ちなみに、参考動画曰く焼く前の生地は冷める分離しやすいとのことです。でも、今回は動画の通りにやったので、特に気になることはなかったです。レシピをキメラして作っていたら、もしかしたら湯煎もしないで生地を分離させていたかも。趣味でお菓子作りをする人は舗装された道を歩いている感がありますね。
そういえば、今回はフィナンシェを作るにあたって、市販のフィナンシェを幾つか食べてみたんです。本当に十人十色でした。十店舗十フィナンシェ。そして、当然ではありますが、今回私が作ったフィナンシェもどの店のものとも全然違うものでした。こんなシンプルなお菓子なのに、本当に奥が深いですね…。
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