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1歳2ヶ月の我が子が早くもスマホ依存症に…反省と今後の対策。
依存症というと、言葉は強いのですが。
この数週間で我が子は、机の上に置いてあるスマホを見つけると、すぐさま見せろと叫ぶようになってしまいました。
これまでは、渡せば黙るのでロックしたまま渡してしまっていましたが。
最近は、ロックされていることに気づき、中身を見せろと騒ぎます。以前よりも長い時間ごねて、涙を流して訴えることが増えました。
夫と、迂闊だったね、と猛省です…。単純に使う時間を減らすしかないと思いつつ、私たちもスマホ無しでは生活が不便すぎるので、これからどうしようと、参っています…。
これまでの生活の振り返り
中国では、スマホ一台で生活に必要な何もかもが済んでいます。
各種支払、食材や外食のデリバリー、オンラインショッピング、旅行予約、タクシーや公共交通機関に乗るとき、レストランでの注文や支払、地図など何もかも、全てスマホアプリ内で完結します。クレカは基本使わないですし、現金を下ろすこともないので、こちらに来てから財布は一度も使っていません。
さらに、日本語の本が手に入りにくい現状、Kindle本などの電子書籍に頼る日々です。離乳食本は電子書籍を見ながら作っていますし、スキマ時間には雑誌や本も読みたい。YoutubeやNetflixを見ることだってあるし、自己研鑽での学習はオンライン資料が充実したスクールなどをあえて選んできました。中国語リスニングもスマホに全てダウンロードしてあるので、セットアップのためにはまずスマホを開くし、音楽はよくspotifyを聞くので、スピーカーにbluetooth 接続するためにまずスマホを開きます。
我が子の前でnoteもちょこちょこ書き進めたりはしていました。メモ魔なので、ふと思いついたことを書き留めておきたくて、そのためにスマホを出すこともしょっちゅうです。私自身、書くことで頭の整理や心の安定に繋がっている側面もあるので、なかなかやめられず(むしろ書きたいことが湧いてくる一方…)。また他のnoterさんの記事を読むことも楽しみの一つに生きてきました。LINEやwechatの返信をしなきゃと、子どもの前でも堂々と行なっていたし、夫も仕事の連絡で必要があるので、いつでもどこでも当たり前のように使っていました。
我が子に対しては、家事の時間などでどうしても待ってほしいときにipadで「シナぷしゅ」を見せたり、お出かけの際に退屈しないよう、ipad に「あそベビー」というタッチアプリをいれて気を紛らわしたり、よくスマホの動画や写真を見せて一緒に笑ったり。「シナぷしゅ」は、1日合計すると2-3話(1回20分)は見せていたと思います。見せると1人静かに待っていてくれるので、特に外出時やワンオペ時、私が疲れているときなど、大人の都合でバンバン見せていましたね…。
また我が子の成長を写真や動画に収めたくて、かなりの頻度でスマホで撮影もしていました。
スマホやタブレットは、いろんな情報が詰まっていて面白いんだよ、ということを教えたのは紛れもなく我々親です。これからの時代はデジタルだからねと、むしろ小さい頃から触れさせることになんの違和感も感じていませんでした。子どもと遊ぶときは、さすがにながらスマホは避けていましたが、それ以外は常に使っていました。我々親が肌身離さず持っているので、そんな環境が続くと、もっと見せろ、となるのも納得です…。
専門家によると「理想的な使用時間は15分以内」とのこと
夫は検索魔なので、このことを相談した際、すぐさま参考になりそうな記事を調べてくれました。
それがこちら↓
・スマホ利用の是非について、「公共の場」と「家庭」を分けて考えること
・家庭では極力スマホを見せないこと
・依存傾向が現れたら「肯定的無視」をすること
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ガビーン、です。上記に書いてあること、全部できていない…。それについこの間、スマホの長時間利用が若年層の白内障増加につながるとの記事を目にし、我々大人のスマホ利用時間削減も急務であると、心を入れ替えました。
今後の対策
①夫婦でルールを決める
まずは、目の前で使うのはやめよう。リビングでは使わず、書斎でのみ使うことにしました(その際なるべくドアは閉めておく)。子どもの前でスマホを触ることにもっと自覚的になって控えようと話しています。突然ゼロにできるのかはわからないので、まずは実験です。(とりあえず今日一日は実践できました!ただ返さなきゃいけない連絡がたまるたまる…💦)
②子どものスペースを整える
この件とは別で、我が子のスペースを、もっと我が子目線で使いやすいように整えたいな、ということは最近ずっと考えていました。
これまで、「この生活もきっと残り一年もないのだから…」と、引越しを見据えて、お家を整えるためのアイテム購入は意識的に控えていました。駐在ファミリーあるあるかもしれませんが、荷物をミニマルにしなきゃと考えたことで、おもちゃを含め、物を増やすことにためらいがありました。
ですが、今、1つのおもちゃ箱のなかに何でもかんでも放り込んでいて、片付けるということを教えられるような環境になっていないのが現状です。まだまだ自宅保育が続くので、この点は急務かなと思いました。スマホから意識をそらすべく、なるべくお金がかからないお部屋づくりを模索します。
これまでモンテッソーリ式にあまり関心がなかったのですが、子ども部屋について調べた際に、視聴率が高いのはほぼモンテッソーリだなという結論に至りました(youtubeや小红书をざっくり見た程度ですが)。モンテッソーリに興味ある人が多いからなのか、結論モンテッソーリが一番クオリティが高いからなのか、わかりませんが…。
ここは世界共通と感じました&下記のいもむすめさんのチャンネルは、手作りおもちゃもたくさん紹介されていて、万人に届きやすく説明してくださる姿勢に大リスペクトです。こんなにも有益な情報が無料で見れるんだもん、改めてすごい時代だよな…。
海外チャンネルも色々見てみましたが、すごっ!と思っちゃうアカウント、結構な確率でアジア圏出身のママな件(主観入ります)。特に、理想的すぎるお家にお住まいの方がよく目につきました。選抜されたおもちゃがしっかり揃っていて、かつ全部綺麗…(最も欧米ならセカンドハンドはかなり流通しているとは思いつつ)。一方で、日本の子育てアカウントは、多様な視聴者層を意識して作られているものが多く、コスパよく実践できそうな点は、私にもできるかも、と夢を見させてくれています。
↑英語で再生回数が多かったもの。
↑モンテッソーリではないが色々と天才すぎるDIY動画
おわりに
最後は脱線しましたが。
我が子のスマホ依存がひどくなる前に、まずは我々大人のスマホ依存を減らす。このマインドで今後しばらく生きてみます。