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「そして、バトンは渡された」を読んだら結婚したくなった

映画が公開されると、SNSには「めちゃくちゃ良かった」「大号泣した」と感動の感想で溢れていた作品。気になっていたものの映画館に行くタイミングが見つけられず、私は本で楽しませていただきました。ネタバレ注意です。

最後のページを読み終えたとき、率直に「この本を読んで良かったなあ」と思いました。この本を通してたくさんの愛に触れてとても心がポカポカしました。

そして記事のタイトルにあるように、結婚したくなりました。笑

というのも今までは、結婚に対して良いイメージより悪いイメージの方が多くて。両親が離婚しているのもあって、結婚に少しマイナス的な考えがあったし、「子どもを育てること」は大変というのを子どもながら感じていたからです。

だから結婚できたらな〜という気持ちの反面、どこか母親みたいに大変な思いをするくらいなら結婚しない方がマシだと思う気持ちも。

結婚と言われると、将来自分が結婚することばかり考えていました。

だけどこの本を読んで、家族の愛に涙して。いま私にも家族がいてるのは紛れもなく両親の結婚があったからなのだと当たり前の大切なことに気づきました。

家族がいるってめちゃくちゃ良いことじゃん。

こんなことも忘れてしまうくらい、いつの間にか結婚に対して相当悪いイメージを持っていたことにも気づかされました。

本の中で優子ちゃんがお父さんから受け取っていた真っ直ぐな愛もあれば、梨花さんや森宮さんからのお節介な愛を、私も親から与えてもらっていたなあ。あれも愛だったのか。と考えたり共感しながら読んでいました。

愛って客観的に見ればもっともっとあるのかも?そんな風にも感じました。

自分が将来親になるなんて想像できないし、少し怖いという気持ちもあるけど梨花さんが森宮さんに言った ”明日が2つ来る" なら、それは楽しみで仕方ないなと。新しい家族が増える未来を見てみたいと思ったんです。

森宮さんのちょっとズレたたっぷりの愛にクスクスしながらこの本を読むのが楽しかったです。

そして結婚について悩んだ時は、またこの本を読みたいな。(今回結婚に悩んで読んだわけではないですが笑)

この本を読んだおかげで今日はポカポカ過ごせました💓


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