ついに…ワインソムリエ試験を受けてきました!!【会場写真あり/当日現場レポ】
これほどの放心状態でケーキをむさぼっているのは、世界中で私ぐらいだと思う。
そう、つい20分ほど前に終わったのです。本番のワインソムリエ資格試験が…。
試験当日の話は、絶対noteに書こうと思っていました。なので、前もって主催者さんに電話をかけ、「ソムリエを目指す話をnoteで連載している者です」「会場で写真を撮ってnoteに上げてもいいでしょうか」とお伺いを立てていました。
ダメもとで恐るおそるだったけど、「いいですよー」と、まさかのご快諾。
会場にも私の話がちゃんと伝わっていたようで、試験官の方から「これも撮っておいたほうがいいんじゃないですか?」などと、親切なお声がけまでいただきました。なんと協力的な。
今回はその写真とともに、本番の試験についてありのままをレポートしたいと思います!!
◆ワインソムリエ試験本番レポート
思いがけず順調だった1・2次試験
わたくしニシムラが、生まれながらの飲んべえ体質を買われ、「ワインソムリエの試験を受けてみない?」と上司に言われて早くも1年…
試験会場は、大阪市内のとある会館。ものすごく暑かったので、駅からタクシーを使ってしまいました…。ニシムラは乗り物に弱いため、ギリギリまでテキストを見直したかったけれど、気持ち悪くなりそうでガマン。
鼓動に合わせて、オレンジの四角が上下するほど心臓バクバク。
バッジに書いてある「FBO」は、今回のワインソムリエ試験を実施しているNPO法人「料飲専門家団体連合会」の略称です。
日本で受けられるワインソムリエの資格試験は2種類あり、それぞれJSA(日本ソムリエ協会)とANSA(全日本ソムリエ連盟)が認定しています。
JSAの資格はプロ向けであるため、私はANSAを受験しました。
なのでFBOは「ANSAと連携して、ANSAの試験を実施している団体」ってことですね。
試験内容は、一日で5次試験までブッ通しで行われます(無慈悲)。
そして過去問題は一切公開されておらず、それぞれの配点や合格ラインなども知らされないので、勉強していても「これでいいのか」「自分はどれくらいの到達度なのか」という不安が常にありました。
しかし、そこは小学生の頃から塾に通い、センター試験まで経験した受験教育の申し子ニシムラ。ある程度は試験慣れしており、短期決戦の暗記はけっこう得意でした。
しかも、大学受験の社会科では世界史を選択。ワインソムリエの勉強を始めてから感じたことですが、ワインって思っていた以上に「人間の営み」が色濃く反映されるもので、産地の歴史と密接に関係しているため、世界史で得た知識が大いに役立つのです。高校時代の自分、グッジョブ…!
そんなわけで1・2次試験は、緊張しながらも割とスイスイ解くことができました。
1次試験は、ANSAの公式テキスト「新訂 もてなしの基」から出題され、2次試験も同様に「新訂 ワインの基」から出題されます。どちらも、いくつかは記述式で答える必要があるものの、ほとんどが選択式の穴埋め問題。ストレートに基本知識が問われるため、テキストを熟読して知識を頭に叩き込みさえすれば対応できるものでした。
2次試験に関しては、1次試験よりも若干ヒネリのある出題だったように思います。「アメリカのこのブドウ品種は、イタリアでは何と呼ばれているか」みたいな。こうなってくると、頭の中でいろんな国のぶどう品種がごっちゃごちゃのアッサンブラージュ(ブレンド)状態…。ただ、トータルではけっこういけるんじゃないか、という手応えでした。
しかし、本当のヤマ場は次からだったのです…。
いきなりパニックに陥った3~5次試験
コトリ、コトリ、コトリ。
3次試験が始まり、目の前にうやうやしく、テイスティング用のワインが入った3つのグラスが置かれました。
この日のために、舌に自信のない私はワインを飲みまくってきたのだから…
きっと大丈夫!!
自分に言い聞かせつつ、他のみんなは自信あるのかなぁ?と、チラチラ周囲を見回します。
あれれ?
他のみんなに配られたの、ワイングラスじゃないよ?
色のついた液体を配られたの、私だけだよ?
そこでハタと思い出しました。受付で見たアレを。
この日の試験は、「ワインソムリエ」と、もう1つ別の資格試験が合同で行われていたのです。
そしてさっき、1次と2次の間の休憩時間に、周りの受験者が「さっきの酒造ってさぁ…」とボソボソ話してたっけ。
しゅぞう…?
一瞬、ひゅんっ、と通り過ぎたものが、いま目の前に、はっきり正体を現しました。
こやつらは全員、唎酒師(ききざけし)の卵……
ソムリエ試験を受けているのは私ひとり……
さっきまで「一緒にがんばろうねっ」と心の中で密かな連帯感を抱いていたのに、別の世界の人だったァァァーーーエンダァァァァイヤァァァァーーー
急にハシゴを外されたような、つないだ手が離されたような心細さ。
…まぁいいや、孤軍奮闘してやる!と、まずはAの白ワインを手に取りました。このワインの個性をうまく表現することが課題です。
さあ、「柑橘類のニュアンス」かな?それとも「フレッシュなジャスミン」?
鼻を近づけてみると、真っ先に頭に浮かんだのは…
アレだアレ。香ばしさの中に、まったりとした旨み成分を感じる…
昆布だし。
いやいやそんなはずはない。どうしちゃったんだ私の鼻。
シニアソムリエの髙橋さんに教えていただいた通り、自分の手の匂いを嗅いで何度も鼻をリセットしました。それなのに、頭の中で利尻昆布や日高昆布がどんどん増殖してゆく…
必死で心を落ち着かせて、教科書的なワードをひねり出し、最終的にAの白ワインは「スモークされた黒樺の木」と表現しました。
しょっぱなから昆布だしで取り乱した私を、さらに打ちのめしたのがBの赤ワインです。今度はなんと「お味噌汁」の香り。お願い私!!「和」から離れて!!!
これも無理くり規定的な表現につなげましたが、わけのわからない意地で、Aのワインは「昆布だし」、Bのワインは「お味噌汁」も書いておきました。だって最後までそれしか出てこなかったんだもん!!
そして極めつけに、ニシムラを奈落の底に突き落としたのがCの赤ワインでした。テイスティングの最後は、ワインの「劣化判定」をすることになっています。ニシムラの母(私以上にサケノミ)がよく言うところの「味の壊れたワイン」を、あえて飲むわけです。
ワインが劣化する要因は「紫外線」「熱」「空気接触(酸化)」「コルクによる劣化(ブショネ)」など。たとえば、紫外線を浴びると「えぐみ」や「獣臭」が出るというように、劣化の要因によって味の壊れかたも変わります。わざと劣化させたワインを味わい、その要因を逆に突き止めるという試験です。
正直、AのワインもBのワインもかなり独特だったのに、それ以上に壊れたワインかよ…と、うんざりしながら口をつけたCのワイン。
クッソまずwwww
ケモノ臭の中でも、うちで飼ってる犬の、肉球と、鼻水と、お尻の臭いをぐっちゃぐちゃに混ぜたような…
うちの犬を飲んでいるのかな
と錯覚するほどのニオイでした。
でも、「そんなバカな」と思いながら何度も確かめているうちに、AもBもCも全部飲み干していたよ…ニシムラ、がんばったよ…。
しかし、まだヤマ場は続きます。4次試験の1つめの課題は「秋」をテーマに、ワインのセールスプロモーションを企画立案せよ、という内容でした。
そこで私は、紅葉狩りシーズンに紅葉を楽しみながら味わうワインとして、近年ワイン界のトレンドにもなっている「オレンジワイン」を提案。山梨でワイナリーを見学し、オレンジワインを試飲させていただいた経験をバッチリ活かすことができました…!
ただ、アイデアは比較的すんなり出てきたものの、ワインを提供するグラスや温度などまで細かく設定する必要があるため、与えられた25分間では全然時間が足りません。考えたことを最後まできちんと文章で伝えることができませんでした。痛恨!!!
知識を暗記するばかりでなく、この4次試験対策こそ重視するべきであったと反省しきりです…。
そして最後、5次試験の課題は応用的な知識を問う内容でしたが、教科書持ち込みOKだったので焦ることなく取り組めました。わたし的に難しかったのは、やはり3次のテイスティングと4次の企画立案でしたね…。
でも、悔やんでも後の祭りです。試験は終わった。終わってしまった。昆布だしや味噌汁が、吉と出るか凶と出るかは知らない。オレンジワインの部分点をもらえるかどうかも、もう知らないっ。
…とにかく、目の前のケーキを貪ります。
シャインマスカットの強い甘みとほのかな酸味。っていうか私、イヤっていうほどブドウの勉強してきてやっと解放されたのに、またブドウかよ。
疲れすぎて意識がとんでいき … 4ヶ月前の自分を思い出しました。ゴールデンウィークにスペインとフランスを旅行した時のことを。
当時、ニシムラは試験勉強の「中だるみ期」でした。でも現地でワインを飲みまくったら「やっぱりワインは凄い」って再認識して、またヤル気が出てきたんだっけ…。
◆回想:スペイン&フランス旅行記
5月の旅行は、約1週間の予定でした。
一番の目的は、マドリードとパリに住んでいる2人の親友に会うことでしたが、有名な美術館や建築物を見て回ることと、それぞれの国で積極的にワインを試すことも楽しみにしていました。もちろん、ワインソムリエ試験のために!
スペインとフランスは、どちらもワイン大国です。本場の空気感を肌で感じつつ、地元の人になったつもりでいろんなワインを飲んでみると、思っていた以上に学びがありました。
スペイン編 〜何はなくともサングリア〜
スペインでは、ついに憧れのサグラダファミリアへ。
数年前にイタリアでピサの斜塔に登ったときは、斜めの階段が面白かったのだけど、塔自体は意外と小さいんだな〜と思いました。サグラダファミリアも、過剰な期待はするまいと自重していたのですが…
見上げる首が、もげそうなくらいデカかった。
そりゃ〜1882年から建てても建てても作業終わらんよねぇ、と納得。
あまりにも圧倒的なスケールと独特すぎる造形に、気がつけば訳もわからず涙があふれていました。これが畏怖の念というやつか。ガウディ、まじで「神」じゃないのか。
必ずまたここに来る!!と心に誓ったので、サグラダファミリアの前でダーダー泣きながら立ちつくす日本人女性を見ても、どうかそっとしておいてください。
もちろん中にも入りました。外の印象と内部は全然違います。
見上げると、何か森の中に迷い込んだような、人工物とは思えない感覚に包まれました。そして再びダーダー。こういう涙は本当に理屈じゃないんですよね…。ステンドグラスが、宗教色のない抽象的なデザインなのも良かったです。
そしてスペインでの、食&ワイン体験はというと…
親友とも無事合流し、さっそく注文したパエリア。エビ、イカ、ムール貝といった魚介がメインなので、迷わずキリッと冷えた白ワインを選びました。
白の辛口「Ca N’Estruc Idoia Bland(カ・ネストラック・イドイア・ブランク)」。2020年、カタルーニャ産のワインです。ここはやっぱり、現地のワインでなくっちゃね!
友人と予想外に盛り上がったのが、ラベルに描かれたイラストです。
こんもり積まれたブドウ(オリーブ?)の実。その山のてっぺんに、体操着姿の女子が空中ブランコでアタック!! 飛び散る実!!
…シュールすぎん?
味のほうはフレッシュで、しっかりボリューム感もありました。「絶妙なタイミングで飲んでほしい爽快なワイン」ってことでしょうかwww
あとで調べたら、同じ「イドイア」ブランドの赤ワインのほうは新体操バージョンでした。
このワイナリーの娘さんは絶対に体操選手だと思う。
ワインって、たまにこういう「謎ラベル」があるのも面白いんですよね〜〜〜。
こんな感じで、そのままのワインもおいしかったのですが、実はスペインで一番飲みまくったのはサングリアでした。ワインにいろんなフルーツやスパイス、甘味を加えたカクテルです。
スペインの人って、何をおいてもサングリアなんですよね。いち、にー、サングリア。にー、にー、サングリア。
初日のバーで「定番のものを飲みたい」と言ったら、勧められたのがサングリアでした。その後も、街の屋台に高校生ぐらいの子たちがワーッと群がって(スペインでは16歳からお酒が飲めます)、おつまみも無しにずーーーっとサングリアを飲んでいるのを何度も目にしました。
私が飲みまくった中で、一番おいしかったのはコレです。
赤ワインのサングリアばかり飲んでいたので、「スパークリングのサングリアも飲んでみて」と言われて試しました。
果物をキンキンに冷やして、砂糖を使わずに果物の甘みを引き立たせているんです。ほぼジュースなんですけど、これがめちゃくちゃおいしかった!!
特に、うなぎの燻製と一緒に味わうと相性抜群でした。うなぎはヨーロッパでも、燻製にしたり煮込んだりしてよく食べるそうです。日本の蒲焼のように濃い味ではなく淡白なので、果物たっぷりのスパークリングサングリアと最高のマリアージュ…!!
ワインって、どんな料理やおつまみと合わせるかもホントに大事だな〜と、あらためて感じました。この体験が、前回記事のおつまみ提案にもつながったわけです。
スペインで現地の人の様子を見たり、話したりしてわかったのは、日本人と彼らはワインを飲む量が「桁違い」だということです。スペインでは普段から、お酒が本当に身近にあるんですよね。
「水のように飲め」
と、現地で何度も言われました。記念日にワイン♪なんて言ってる日本人との違いよ…。もうね、特別感ゼロ。そのうち、スペインで蛇口をひねったらワインが出てくるんじゃないだろうか。
向こうの街にはコンビニがなくて、あるのは中東系の移民がやっている個人商店だったり、小さなスーパーだったりするのですが、それでも置いてあるワインの種類は驚くほど豊富です。だからこそ、いろいろ飲み比べてこだわりが持てるんだろうな〜と。
そんなことを考えながらフランスに移動しました。
フランス編 〜ワインは食事のスパイス〜
ニシムラ、人生初のパリでありました。2泊だけの予定だったので、とりあえずエッフェル塔を見たり、友人に会ったり、美術館に行ったりしてるとあっという間です。
マドリードではプラド美術館を訪れたのですが、パリではもちろん、ルーブル美術館とオルセー美術館へ。
これらの話を始めると止まらなくなるのでやめておきますが、ひとつだけ。美術館の中にあるカフェでも、お酒を豊富に置いてありました。ニシムラはもうクッタクタで一杯ひっかける余力ナシでしたが、名画の余韻にひたりながら飲むワインは格別だろうなぁ。
そしてパリでも、食べまくり・飲みまくり!
まず、パリの中では庶民派のレストラン『シャルティエ』へ。
ここは、昔のパリの食堂そのままの雰囲気で大人気なのだとか。食前酒にシードル(りんごを原料に作られたお酒)を頼みました。
また別日には、ちょっと贅沢してエスカルゴをバゲットと共に。
がっつり肉料理も楽しみました。
バルセロナやマドリードでは赤ワインのサングリアをひたすら飲んでいたので、パリではじっくりワインを楽しみました。
フランス人にとってのワインは、スペインのように水やジュース感覚で飲むわけではなく、あくまでも「嗜好品」として位置づけられている感じです。食事を楽しむためのスパイスのひとつ、というような。
そしてワインを注文しようとすると、お店の人にこう聞かれました。
「ごくごく飲むの?味わって飲むの?」
日本でこんなふうに聞かれること、ある!? 少なくともニシムラは初めてで衝撃でした。ワイン文化がここまで違うとは…。
フランス人は軽く飲むワインと、ちゃんと飲むワインをはっきり分けているんですね。普段は格付けもされていないような、いろんな産地が混ざっている雑なワインを飲んでいるのだとか。ゆっくり味わえる休日なんかは、ちょっと値段の張るワインを選ぶそうです。
日本でも、低価格の気軽なワインは「ハウスワイン」と呼ばれているけど、日常的にワインを楽しむ人は少ないですよね。日本酒や焼酎など、お酒の選択肢が多いせいもあると思いますが…。
フランスではお酒といえばワインで、その格付けも日本よりはるかに徹底されている印象を受けました。
一番の感動はボルドーワイン
パリのお店で「味わって飲みたいです」と答えたとき、オーナーさんが「最近入ったボルドーの白がおすすめだよ」と、ある銘柄を持ってきてくれました。
オーナーさんが直々にワイナリーで買い付けてきたという、シャルドネ種が主体の1本です。
フランスといえばボルドーワイン。赤のイメージが強いけれど、実は白もあることは知っていました。でも、飲むのは初めてじゃないかな?と思いつつ、鼻を近づけてみると…
これが、一瞬で脳内に花が咲くほど華やかな香り!!
甘くてフルーティー、爽やかでジューシー。昔、イギリスに短期留学したときに飲んだエルダーフラワー(西洋ニワトコ)のジュース、あの記憶が呼び起こされるような…。
感動しすぎてボトルを撮り忘れたのですが(痛恨)、2022年と年代の浅いワインでした。それでいてこのインパクト。
これがボルドーワインの底力か……!!!
他にもオーナーさんといろいろ話していると、やはりフランスの人は、フランスのワイン、特にボルドー地方のワインに並々ならぬ誇りを持っている様子でした。
でも、最近は若者たちの「ワイン離れ」が進んでいるそうです。「ワインは古臭くて難しい」と、ビールに走ってしまうのだとか。日本で、若者がお酒をあまり飲まなくなった…と言われるのに似ていますね(ニシムラは例外)。
それに加えて日本の場合は、そもそもワイン全般を特別視しすぎなんだと思います。ビールだったら好きな銘柄まで言うのに、ワインの話をすると「気取ってる」「お高くとまってる」と思われちゃう。
中でもボルドーワインは「渋い赤」のイメージが強いせいか、ラスボス的存在になってしまっている気が…。ぶっちゃけ、ニシムラも苦手意識を持っていました。
ところが、最近ですね。
「赤のほうがいいな」と思い始めたのです。
正直、白では物足りなくなってきました。
以前、シニアソムリエの髙橋さんに教えていただいた「ワインの旅」。半信半疑でしたが、その通りでした。ニシムラ、ようやく次のステージに進みました!!
ワインソムリエを目指すからには赤を克服せねば…という動機でしたが、個人的にも、赤ワインが好きになったことで戦えるアイテムが増えたような、人生のボーナスポイントを100万点もらったような気分です。
ぶわああーーーっと視界がひらけて、飲んでも飲んでも新しい楽しみがやってくる感じ。
ちょっとうらやましいぜ…と思われた方は、シャープのECサイトでも赤ワインを扱っていますので、ニシムラのようにサングリアから楽しんでみてはいかがでしょうか?
とくに「すべて金賞!ボルドー赤ワイン6本セット」は、コンテストで金賞を受賞した銘柄ばかりを集めていますので、すでに飲み慣れている方にもおすすめですよ!
そして、もう一つお知らせ。
2023年11月10日(金)から12日(日)まで東京ビッグサイトで最新技術を体験いただける「SHARP Tech-Day」を開催しました。
私のイチオシ、AIに嗅覚を授けた「AI Olfactory Sensor」も展示!
(Olfactoryは嗅覚という意味だそう)
検体のにおいを吸い込んでにおいを映像化するとともに、事前の学習をもとにAIがにおいを判定するそう。
実は、ニシムラも少~しだけ一役買いました。AIがにおいでどのワインか判定してくれるのですが、そもそも判定に使うワインはどんなにおいなのかをテイスティングしてご紹介するという任務。やばい、まだソムリエ試験受けただけなのに、本当にワインに関する仕事がまわってきました!
ニシムラ流説明書きをAI Olfactory Sensorと一緒に展示。(会場に訪れたワイン好きの方には、「なかなかない表現でおもしろいね」という誉め言葉?をいただきました!)
それはともかく、神様、どうかニシムラに合格の二文字をください…。
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