見出し画像

シェア本棚をはじめて

本棚がシェア出来る店を2022年6月から始めました。
民間で。ひとりで。店舗借りて。
もちろん本棚のシェアだけで経営できるなんて思っていなかったから、
古物商の資格を取り、古本を売れるようにした。
保健所に行って、飲食店の許可も取り、飲食できるようにした。

コーヒー100円、かき氷シロップ&手作り練乳かけ放題で100円。
(※現在は値上げしております)
飲食を安くして来てもらい、本棚を借りてもらったり、本を買ってもらうつもりだった。
ところがこれが大失敗の始まりだった。

店の前が近くにある錦浦小学校の通学路だったこともあり、
かき氷を食べに小学生がたくさん来だした。
100円でシロップかけ放題、これが受けた。
しかし、かけ放題が飲み放題と化していた。
彼らはかき氷にたっぷりシロップをかけ食べ終えた後、
シロップを飲み始めたのだ。

私は毎朝、1リットルの牛乳から500ミリリットルの練乳を作った。
毎日、毎朝。

かき氷は基本水からできている。
他の商品に比べれば原価はシロップだけだし、
利幅は大きいはずだ。
しかし、我が店はどうであろう?
使い捨ての容器にスプーン、飲み放題となっているシロップに手作り練乳。
とうとう原価は100円を超えてしまった。
かき氷の注文が入るたびに大赤になるという、
ほんまもんの赤字経営になってしまった。

本棚は2年経っても借りてくれているのは3名さまのみ。
本は売れても週に1冊。

ああ、そろそろやばいんちゃうん?

そんな時に出会ったのが、たくまるさんだったのです。

お互い、noteをやっていたこともあり意気投合。
「noteも使って盛り上げて行きましょう!」と言ってくれた。

ちなみに私は、風杜歌男(かざもり うたおのこ)と申します。


もちろん、店の仕事は楽しいです。
「クリエイターが集まる場所」を目指していたので、
それは実現しているし、
予想外だった小学生たちの来店も、
子供は予想外の行動をするので楽しいのです。

さあ、今後、どうなることやら。
皆さまにも当店の行末を楽しんで読んでいただけたらと存じます。

らおばん。


この記事が参加している募集

ここまでお読み頂きありがとうございます。 頂いたサポートはお店の運営費として大切に使わせて頂きます。