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【姿勢評価と分析〜なぜ姿勢は乱れるのか?〜スライド② 原因は何?】
Shape-labで開催している「姿勢評価と分析〜なぜ姿勢は乱れるのか?」セミナーのスライドに解説文を加え、ご紹介しています。
姿勢は、図の4種類に分類されると言われています。
左から
①正しい姿勢
②前弯ー後弯タイプ(脊柱のS字が過剰にでる)
③フラットバック(脊柱のS字がほぼなくなる)
④スウェイバック(頭部、骨盤が前方、胸郭やや後方)
評価をし、正しい姿勢でない右側3つの姿勢だった場合、それらは不良姿勢と言われ、腰痛や肩こりの原因とされています。
それぞれの姿勢の特徴は△△で、短縮している筋群は〇〇、伸張されている筋群は⬜︎⬜︎。
〇〇には、このストレッチ、⬜︎⬜︎には、このトレーニングを行う。
といったようにパターン化もしくはパッケージ化され、老若男女問わず同じメニューを指導されることがあります。
パターン化・パッケージ化のメリットとして
・経験の浅いトレーナー・短時間である程度の結果を求められる人においては考察する必要がない
・セッションがスムーズに進行できる
・どのスタッフでも同じメニューを提供できる
があげられます。
逆にデメリットとして
・なぜ不良姿勢になったのか?原因を特定できていない
・姿勢の分類では矢状面しか評価していない
・効果が得られなかった場合、どう対応すればいいのか?引き出しがない
があげられます。
実際の現場では、パターン化・パッケージ化されたメニューでは、原因にアプローチができていないため、改善されないケースが多々見受けられます。
原因は何か?を知るためには、前額面・水平面の評価・動作評価・評価結果の考察・分析をすること。
目的・状況・環境により、最適な姿勢は変化をします。
正しい姿勢は1つではないことを理解しておくこと1番重要です。