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[夫婦で育休]男性育休に戸惑い?フェアな分担で乳幼児育児はぐっと楽になるよ

「男性育休?夫が家にいても邪魔なだけだよね」

男性版の産休が施行されることとなり、男性の育休取得率も上がってきそうな気配ですね!

制度は随分と拡充してきたのに、なかなか進まない男性育休の取得。

男性が育休を取らない理由は様々ですが、その理由の一つに、妻が「夫が一日家にいても邪魔なだけ!」
というイメージを持っている人が少なからずいることも挙げられます。

非常に勿体無いことだと思います。
夫を上手く巻き込んで2人でチームワークを発揮することで、家事と育児が本当に楽になるのに、と。。。

夫を上手く巻き込んで、チームで取り組もう

夫を上手く家事育児に巻き込むには、
①産前からの夫の「教育」としっかりとした役割分担
②産後の役割分担の見直しと日々の改善
が大切です。

子どもが生まれる前から、
子育てはなぜ大変なのか、
お世話はどんなことをするのか、
など、夫に真剣に取り組んでもらうための情報提供を積極的にやります。
その上で、夫ができる作業量(キャパシティ)に配慮しつつ、徐々にできることを増やしていくことで、日々フェアな役割分担をしていくことが大切です。

そして、これらを上手くやることで、家事育児はかなり楽になり、夫婦共に有意義な育休ライフを送ることができます。

ダブル育休一家の一日のスケジュールと分担を公開

我が家を例に、男性が育休をとって家事育児を分担した場合のリアルな姿をご紹介します。(生後3-4ヶ月くらいの頃です)

---7:00 起床
授乳中(妻)にゴミ出し、ミルク作り(夫)
ミルクをあげている(夫)間に妻が朝食準備
その後夫婦でゆっくりと朝食
赤ちゃんと遊ぶ(妻)、その間に朝食の片付け、皿洗い(夫)

---午前中
朝のお散歩(夫)、その間に家の掃除(妻)→埃が舞っても安心!
10時の授乳&ミルク(妻)、その間に洗濯干し(夫)
赤ちゃんが朝寝している間、夫婦それぞれ自由時間

---11:30 昼食
赤ちゃんを遊ばせる(夫)、その間に昼食作り(妻)
赤ちゃんを囲みながら夫婦で昼食
お昼の授乳(妻)、その間に昼食片付け&ミルク作り(夫)
ミルクをあげる(夫)、その間にお出かけの準備(妻)

---午後
親子3人で出かけやお買い物
(お出かけしない日は子守を交代しながら各々自由時間)
お出かけ先or帰宅後に授乳(妻)、ミルク(夫)
赤ちゃんと遊ぶ(夫)間に夕飯の準備(妻)
お風呂の準備、沐浴、片付け(夫メイン、妻サポート)

---18:00 夕食
赤ちゃんを囲みながら夫婦で夕食
授乳&ミルク(妻)の間に夕食片付け、皿洗い(夫)
寝かしつけ(妻)、その間に洗濯物片付けなどの残タスク(夫)

---19時 赤ちゃん就寝
赤ちゃん就寝後は各々自由時間
※夜中に赤ちゃんが起きちゃった時に備えて、
19:00-2:00は妻が、2:00-7:00は夫が赤ちゃん対応で分担

作業分担のポイント
・混合なので、ミルクは完全に夫が担当(哺乳瓶洗い、消毒、飲んだ量の管理なども)
・赤ちゃん係と家事係を相互にフェアに分担
・夫が苦手な家事を無理にやらせようとしない。
(うちの場合は料理。苦手な家事をやろうとすると時間がかかって非効率なので。)
・「名前のない家事」は少しづつ夫にお願いしていく。
最初から網羅的に作業を洗い出してやり方を一つ一つ教えるのは大変すぎて初っ端から夫のモチベーションが下がります・・・。
・時折、直近の作業負荷を振り返りながら、柔軟に担当割りを変更する

フェアな家事育児分担によって得られるメリット

このように分担することで、
・毎日お互いに充分な自分の時間(一人の時間)をもてる
・片方が赤ちゃんのお世話をしている間に家事をすることで、妻が働いる間に夫はのんびり、みたいな時間が極力減らされ、不公平感を感じにくい
・3食の食事はできる限り夫婦揃って食べることで夫婦でゆっくり話をする時間が自然に作れる

ワンオペとツーオペでは全然違う育児負荷

このように、赤ちゃんが低月齢の時から、自分の時間をしっかりと持て、余裕を持って育児を楽しむことができます。

一度夫が体調を崩し、完全にワンオペ育児をした日がありましたが、本当に大変でした。。。(世の中のワンオペママたちを本気で尊敬します)

せっかくの子どもの生涯で一番成長する時期、
夫婦でゆっくりと子どもと向き合えるのは、
本当にかけがえのない大切な時間です。

夫婦ダブル育休が日本のスタンダードになればいいな、と思います。

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