ゴッホとピカソ
調理師学校へ行くと、
「業界に最も必要な能力は?」と決まって質問されます。
多くは「調理スキル」と思い込んでるので、このような話をしています。
生前、最も稼いだ画家は? →ピカソ
生前、最も稼げなかった画家は? →ゴッホ
画家スキルは「天才」な2人も、売上には天と地ほどの差が生まれました。
この違いは、まさに「マーケティングの差」でした。
ゴッホはコミュ障の引きこもり。
ピカソは社交界にコミュニティを形成。
マーケティングの結果が、絵の評価を左右しました。
調理学校の生徒に、マーケティングと言ってもピンと来ないので、
「来店前に行う導線力」と説明しています。
調理スキルもこの導線力との掛け算で初めて成立するもの。
「ではどーやって学べば?」という質問が次にきます。
それに対して体系だった話をすることもありますが、
正直なところ、こんな本音を抱えています。
….こんなオッサンより、若い君達の方が本来アイデアが湧くはずだよ、と笑