ニベア・アッカーマン

十数年ぶりに帰ってきた実家での日常やその時の思い、なんかを備忘録として書いていくつもりです。

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34歳♂独身無職実家暮らしの日常⑧【姉という生き物〜念願のウォッシュレット〜】

父や姉についての記事を書くことで、自分の中で それぞれの人物像を整理をすることができたが、改めて変わった人間だと思う。 以前より大人になって実家へ帰ってきたからか、そんな父と姉の共通点がかなり見えるようになった気がする。 中でもやっかいなのは、2人とも素直ではないので口下手な所が共通している点だ。 特に姉は臆病者な割に調子に乗りやすいので、本人は軽い気持ちで言ったことで家族を不快にさせることが多々ある。 臆病者に付随して素直さも出せないので、本当の自分の気持ちや要望を

    • 34歳♂独身無職実家暮らしの日常⑦ 【姉という生き物〜アイアンメイデンその2〜】

      前回、姉の半生を振り返りながら、短絡的で臆病な内面となぜ処女であると断定したかについて考察した。 交友関係の無さも酷いものだが、何よりもその臆病な性格がどのように形成されたのか、本人に自覚はあるのか、社会で上手く立ち回れているのか、今後家族以外に頼れる人がいなくなった場合に1人で生きていけるのか、心配は山積みである。 最も手っ取り早く次のステージに進むには、パートナーを見つけることが最善だとは思うのだが、いかんせん臆病者なのである。 前述の顔の傷を消すための手術を断った

      • 34歳♂独身無職実家暮らしの日常⑥ 【姉という生き物〜アイアンメイデン〜】

        これまで4回にわたり、父について紹介してきた。 まだまだエピソードはあるのだが、一旦父からは離れ、一家の問題児である姉の話に移行させていただく。 姉にも父に負けず劣らず不思議な生き物なので、いくつかエピソードを交えて人間性を考察していきたいと思う。  初めて投稿した記事である自己紹介の中で、簡単に家族についても説明をさせていただいた。 そこにも記している通り、姉は生まれてこの方 実家を離れたことがないアイアンメイデンである。 今年の2月で35歳を迎え、アラフォーに片

        • 34歳♂独身無職実家暮らしの日常⑤ 【父という生き物〜火消し編〜】

          これまで、お金にだらしない、性癖に難がある父親という生き物に関していくつか紹介してきた。 上記2点の特徴がある時点で、もう既に一般人が普通だと考える父親像との乖離が生まれていることと思う。 そんな父は、変なところで豪快な行動に出る。 私が実家を離れて4〜5年後、今から5年程前になるが、その頃は父も新たな勤め先でのパート勤務に慣れはじめ、良いとは言えないものの安定した収入は得ることができるようになっていた。 現在の職に着く前は、某大手自動車メーカーの技術職をしており、記

        マガジン

        • 姉という生き物
          2本
        • 父という生き物
          4本

        記事

          34歳♂独身無職実家暮らしの日常④ 【父という生き物〜マカ王編〜】

          大学を卒業してから9年ぶりに実家へ戻ってきたのだが、真っ先に気になったのはくしゃみが止まらないことだ。 原因はだいたいわかっている。 目の前に広がる情報の多さ、心のざわつき、 9年の間に整理整頓という概念は部屋のどこかに埋もれてしまったようだ。 片付けに関しては母が一家の番長であったが、 介護職という肉体的にも精神的にも大変な仕事をしていることもあり、家事のことまで気が回らなくなったのだろう。 母以外に家事を率先してやろうというメンバーは、残念ながら1人もいない。 晴

          34歳♂独身無職実家暮らしの日常④ 【父という生き物〜マカ王編〜】

          34歳♂独身無職実家暮らしの日常③ 【父という生き物〜人生が二度あれば〜後編】

          〜前回の続き〜 私が高校一年生から浪人生を経て大学に入学した頃、父は40代後半にして無職になった。 再就職もままならない日々の中、父が手軽に収入を得る手段として選んだのが、ギャンブルであった。 ギャンブルというと少し聞こえが良くなってしまうが、身も蓋もない言い方をすればパチンカスである。 田舎の娯楽の代名詞でもあり、よく行っていたのだろう。勝った時の何とも言えない高揚感、そしてうまくいけば元本を増やして帰れるという経験が、安易に父にその選択をさせたのだろうと思う。 しか

          34歳♂独身無職実家暮らしの日常③ 【父という生き物〜人生が二度あれば〜後編】

          34歳♂独身無職実家暮らしの日常② 【父という生き物〜人生が二度あれば〜前編】

          非常に暗いタイトルではあるが、お察しの通り、これはかの井上陽水の名曲から引用している。 なぜ引用したかというと、父が通勤で使用して いる軽自動車(中古)には備え付けのHDDに 中島みゆきや長渕剛など、なかなかに私好みの 楽曲が購入時からすでに録音されている。 その例に漏れず陽水もしっかりリストアップ されており、アルバム名はわからないが4曲目に 流れるのがタイトルの、人生が二度あれば、 である。 父の車を借りてエンジンをかけると、それが流れ始めることが二度、三度あり、歌

          34歳♂独身無職実家暮らしの日常② 【父という生き物〜人生が二度あれば〜前編】