『四月になれば彼女は』を観て
1.あらすじ
「あのときのわたしには、自分よりも大切なひとがいた。
それが、永遠に続くものだとじていた」四月。
精神科医の藤代俊(佐藤健)のもとに、かつての恋人・伊予田春(森七菜)から手紙が届く。
”天空の鏡”と呼ばれるウユニ塩湖からの手紙には、十年前の初恋の記憶が書かれていた。
ウユニ、プラハ、アイスランド。その後も世界各地から届く、春の手紙。
時を同じくして藤代は、婚約者の坂本弥生(長澤まさみ)と結婚の準備を進めていた。
けれども弥生は突然、姿を消した。「愛を終わらせない方法、それは何でしょう」その謎掛けだけを残してーー
春はなぜ手紙を書いてきたのか?弥生はどこへ消えたのか?ふたつの謎は、やがて繋がっていく。
「あれほど永遠だと思っていた愛や恋も、なぜ消えていってしまうのだろう」現在と過去、日本と海外が交錯しながら、愛する人をさがし求める"四月”が始まる。
2.感想
滅多に邦画は観ないが、私の大好きな藤井風が主題歌を歌ってるということで鑑賞した。
個人的には、あまりカップルや夫婦で観るものではないと思う。
交際や結婚についてやや否定的な価値観で進行するストーリー。
ただ、私はすっごい好きだった!
交際や結婚に前向きでない私にとっては、共感できる部分が非常に多かった上に、深く考えさせられた。
これは本当に観れてよかった。
言葉が好きな人が楽しめる作品かも。
言葉の紡ぎ方がとても素敵で、美しかった。
観た後は更に日本語が好きになる。
一緒に観た人、同じ作品を観たことがある人と、沢山話し合って、理解を深めるのも一つの楽しみ方だと思う。
ただ、言葉の裏に隠されたニュアンスを完全に理解できるまでまだ時間がかかりそう、、
初っ端から「重っ笑」と思いながら観たが、愛についてひたすら考えさせられる2時間だった。
3.最後に
佐藤健の演技が自然すぎてびっくり。
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