【3分で斬る】仕事に向き合う姿勢〜職人さんから学んだこと〜#30
どうも。
社会福祉士・保育士のしぶです。
2児のパパをしたり、児童福祉施設の先生をしたり、これからの福祉や子育てを考えるコミュニティを運営したりしてしております。
みなさま、どうお過ごしでしょうか?
さて、今日は
『仕事に向き合う姿勢〜職人さんから学んだこと〜』
というテーマでお話しさせて頂きたいと思います。
本題に入る前にお知らせさせてください。
わたくし、社会福祉士しぶの記事では、
人とのコミュニケーションにおいて大切な大切なお話をさせて頂いております。
毎日夕方6時の配信です。
ぜひ、ご参加していただきたいです。
よろしくお願いします。
そんなこんなで本題でございます。
今日はですね、
『仕事に向き合う姿勢〜職人さんから学んだこと〜』
というテーマでお話しさせて頂きたいと思います。
まずは、ステキな人柄とモノづくりに対する想いあふれたお店をご紹介します。
ぼくが店主の吉村さんに初めてお会いしたのは、キングコング西野亮廣さん主催のBBQ大会でした。
その場で連絡先を交換し、
ぼくから無理言って今回お会いすることになりました。
吉村さんは、寡黙なように見えて実はとても温かみのある職人さんです。
その温かさは、お店に入った瞬間から分かりました。
吉村さんが、一つひとつ作り上げた家具たちは、
どれも表情が柔らかく、そして温かく出迎えてくれました。
ぼくは、
そんなステキな家具を作っている吉村さんにとても興味がありました。
実際に、とことん話しをしてみると、
とにかく、人想いでいて信念のあるスゴイ人でした。
起業してお店を始められたのには、
もちろん『独立したい』との強い気持ちがありました。
ですが、お店の前店主が病で倒れたことも重なり、
その想いを受け継いでやられているんです。
基本的にはオーダーメイドで、
お客さんと向き合うなかで一緒に創っていくスタイル。
先日、高齢の方のオーダーメイドを受けた際には、
自宅まで伺って3時間以上にのぼる世間話に花が咲いたそう。
それぐらいまでに人と向き合う時間を大切に、
その人に寄り添ったモノを創り届けているんです。
そんなモノづくりですが、大きなリスクが伴っています。
お店の裏にある工場を見せていただいたのですが、
ぼくは、ノコギリがむき出しで回転する大型機械に驚きました。
職人さんのなかには、指や腕を失った人も少なくないそう。
実際、吉村さんも過去に指が無くなりかけ、大手術で繋ぎとめました。
そんな危険との隣り合わせのなか、
自分の指の感覚を信じて、素手ひとつでお客さんの想いを形にしていく。
ぼくは、覚悟の違いに大きなショックを受けました。
ぼくが普段している子育てや家事、子どもが暮らす施設の仕事で、
ぼく自身のカラダの一部がなくなるリスキーなことは、当然ありません。
ですが、〝自分の一部を失うリスクと覚悟〟をもって人と向き合うことって、大事だなと強く思いました。
無垢材でかつ人の手だけで造られたモノというのは不思議なものです。
ぼくは、吉村さんと話していたときにずっと無意識にテーブルを触っていました。
手に吸いつくような、
サラサラとしたずっと触っていたい手触り感。(#表現ヘタすぎ)
無垢材の木の温もりや、このテーブルを作り上げた吉村さんの人としての温かさをずっと噛みしめていたいなと思いました。
最後に、吉村さんのモノづくりに掛ける想いと覚悟を伝えたいと思います。
「ぼくは、お客さんと時間を掛けて向き合い、最高に喜んでもらえる、一生モノをつくり届けるためにお店を開いた」
「この信念を貫き通せなかったら、ぼくが起業した意味はなくなる」
「であれば、いっそのこと会社員のままでいい」
家具職人吉村さんの人やモノづくりに対しての想い、いかがでしたでしょうか?
ぼくも、新たな覚悟をもって家庭や仕事に取り組んでいきたいなと思いました!
ということで、今日は『仕事に向き合う姿勢〜職人さんから学んだこと〜』というテーマについてお話しました。
最後までお読み頂き、ありがとうございました!
それでは、また明日の夕方6時にお会いしましょう。
社会福祉士・保育士のしぶでした。
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