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【3分で斬る】友だち100人できるかな♬って、そんないります?#28

どうも。
社会福祉士・保育士のしぶです。

2児のパパをしたり、児童福祉施設の先生をしたり、これからの福祉や子育てを考えるコミュニティを運営したりしてしております。

みなさま、どうお過ごしでしょうか?

さて、今日は
『友だち100人できるかな♬って、そんないります?』
というテーマでお話しさせて頂きたいと思います。

本題に入る前にお知らせさせてください。
わたくし、社会福祉士しぶの記事では、
人とのコミュニケーションにおいて大切な大切なお話をさせて頂いております。
毎日夕方6時の配信です。
ぜひ、ご参加ください。よろしくお願いします。

そんなこんなで本題でございます。

今日はですね、
『友だち100人できるかな?って、そんないります?』
というテーマでお話しさせて頂きたいと思います。

みなさんは、〝友だち100人できるかな?〟って歌詞知っていますか?

これは、「一年生になったら」という歌の一部の歌詞で、幼稚園の年長さんや小学一年生がよく歌っていますよね。

ぼくは、この歌にものすごく違和感をもっています。

とある知人の小学一年生の男の子が、クルマのなかで「一年生になったら~」と歌っていました。

実は、この小学一年生の彼は、知的に遅れがあるために皆と同じようなクラスではなく、特別な教室で少ない人数のなかで勉強しています。

そんな彼も、時どき30人規模の俗にいう〝普通クラス〟に参加することがあるそうなのですが、
彼は、「人数が多くて不安だしイヤだ」と言っていました。

そんな彼が、「友だち100人できるかな~」と歌っていたのです。

ぼくは、ものすごく矛盾を感じました。

歌詞は、全部で3番まであり、
〝100人で食べたいな、富士山の上でおにぎりを〟
〝100人で駆けたいな、日本中を一周り〟
〝100人で笑いたい、世界中を震わせて〟
とあるのですが、

いや、すべて違和感しかない!と思ってしまうのは、ぼくだけでしょうか?

これは、戦後の1960年代に生まれた歌なので、もしかしたら〝平和〟を歌った曲なのかもしれません。

だけども、今の時代にはとっくに合ってないと思うんです。

たまたま学校や幼稚園、保育園で〝たまたま一緒になっただけの子どもたち〟の集まりが、クラスですよね。

子どもたちが、「よし、仲良し同士で集まろうぜ」といって集まった団体ではないですよね?

〝たまたま集まっただけの30人〟なんですよ。

そんなみんなと、全員友だちになる必要あります?

「一年生になったら」の歌詞が、
〝みんなと仲良くやりなさいよ〟〝みんなと友だちになりなさいよ〟
〝みんなと一緒のことをしなさいよ〟

って聞こえてしまうんですよね。

なので、
提案は、学校や幼稚園、保育園は
今の時代に合ってない「一年生になったら」という歌を
子どもたちに歌わせないようにしてほしい、ということです。

今の学校教育を変えていくためには、手をつけやすいことなのかなと思っています。

なにも、問題視して歌わないようにしろとは言っていません。

やり方として、
おかしいなと思ったことは、自然とフェードアウトしていけばいいんじゃないかなと思うんです。

おかしいと思ったことを少しずつフェードアウトすることで、教育は変わるんじゃないかなと期待しています。

いじめが起きる原因を作っているのは、ぼくたちオトナです。

〝みんなと一緒のことができない誰か〟が、いじめの対象になっているんだと思うんです。

だとしたら、〝みんなと一緒に仲良くしなさい〟と歌っている曲を、
歌うのはもうやめませんか?

ということで、今日は『友だち100人できるかな♬って、そんないります?』というテーマについてお話しました。

最後までお読み頂き、ありがとうございました!

それでは、また明日の夕方6時にお会いしましょう。

社会福祉士・保育士のしぶでした。

じゃあ、またねー!

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