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「生きてていいよ。」って声が聞こえたから

年末に入り、夫婦揃って風邪を引きました。
僕には昔から、こういうところがあります。
間が悪いというか、ついていないというか。
そんな訳で、現在僕の体は絶賛ウイルスと格闘中。
それでも、今年最後の記事を書こうと、何とかキーボードを打っている次第です苦笑

別の記事で今年の振り返りはしてしまったので、今回は簡潔に。
いつもリアクションを下さる方や、一つでも僕の記事に目を通して下さった方にお礼を言いたくて、文章を綴っています。
少し大袈裟な表現かもしれませんが、皆さんからリアクションやコメント、フォローを頂くたびに、僕はまるで、「生きてていいよ。」、とそっと背中を押してもらっているように感じていました。

おかげさまで、抑うつの波に悩んだり、苦しんだりしながらも、どうにかこの一年を乗り切ってこられた気がします。本当に有難うございます。

白状すると、今年のはじめから初夏にかけて、僕はもう人生どうでも良いかな、と考えていました。
40代というある種の節目が少し先に見えてきたのに、自分の生き方にどうも自信が持てないというか…「つじつま」が合っていない気がして。
ちょうどnoteを始める少し前、必死で抑圧してきたセクシャリティに、目を背けずにいられなくなってきた頃のことです。

けれど、思いを正直な言葉にして、記事を一本書き上げるごとに、いつの間にか自暴自棄な自分がどこかに消え去っていき、自然と前を向いている僕がいることに気がつきました。
まだメンタル疾患については折り合いがついていないものの、バイセクシャルという自身のセクシャリティに関して言えば、膝に抱えて頭を撫でられるくらいには親しくできている気がします。

もちろん、奥さんや友人、家族といった周囲の大事な人たちにカミングアウトできたということも大きいのですが、その第一歩を踏み出せたのは、やはりこの場で自分の気持ちを発信できたから。
そして、それを受け止めてくれる方々に出会えたから。
あの時、「生きる方」の道を選んで、あるいは、別の道を選ばなくて本当に良かったと思います。

他のnoterさんの記事に「スキ」のリアクションを押す時、僕は勝手ながら、その方の人生自体を応援しているつもりでいます。
こう言うと少し重く聞こえてしまうかもしれませんが…苦笑、それが自分の率直な気持ちです。

こんなに自分の思いを正直に書ける場が見つかって、僕はとても幸せです。
どうかこの多幸感が、ウイルスによるものでないことを願って笑

皆様、どうぞ良いお年をお迎えください!

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Shade
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