【静岡県の経営革新計画】は一味違うので他県の人は見ないでください
▽経営革新計画について
「新商品のアイデアがある。」、「他にはないサービスを展開したい。」そういった個人事業主の方や中小企業の方が、「経営革新計画」を作成することにより、県の承認を受けると様々な支援策を利用できます(ただし、計画の承認後、別途利用を希望する支援策の実施機関の審査が必要となります)。
■経営革新計画の承認申請ができる対象者
これまで経営革新計画の申請ができる事業者は、「中小企業及び組合等」でしたが、「特定事業者」に変更になりました。
■特定事業者の範囲 業種および従業員基準(常時使用する従業員数)
(1)製造業、建設業、運輸業、その他の業種((2)から(5)を除く) 500人以下
(2)卸売業 400人以下
(3)サービス業((4)を除く) 300人以下
(4)ソフトウェア業、情報処理サービス業、旅館業 500人以下
(5)小売業 300人以下
静岡県内に本店の登記があり(個人事業主は、静岡県内に住民登録があること)、下表の基準を満たす「会社及び個人」、組合等が「特定事業者」になります。ただし、非営利法人、医療法人、学校法人等は対象外です。
また、直近1年程度の営業実績があること。
※創業間もない企業や、これから創業する方などは対象となりません。
【経過措置】
今回の法改正により対象外となった事業者でも、令和5年3月31日までは、「特定事業者」として経営革新計画の申請ができます。
▽静岡県の経営革新計画には【経営革新補助金がある】
ここからが本題です。
私は他県の経営革新計画にも携わっており、これは静岡県の企業さん、個人事業主さんにとっては大きなメリットです。
以前、隠れたメリットのお話をしましたが、それとは別になります。
当初、この経営革新補助金というのは、どこの県でも採用されているものかと思っていましたが、そうではないようです。
その都道府県によって支援のサービスは違ってきますので、必ず各都道府県で「静岡県 経営革新」などで検索いただくことをお勧めします。
■これだけの補助金が出るんですよ♪
下記は令和3年度のものですが
もちろん、採択されれば返さなくても良いおカネということになります。
ちなみにウチの会社でも経営革新計画をとり、経営革新補助金も申請しております。
う~ん・・・
確かに補助金が出るのは嬉しいけど、
スゴい~
とまではいかないかな・・・
そうですか??
でも、これ、
うまく使えば3年連続で使えるんですよ
???
■3年連続使える補助金て・・・
もう一度見てください
例えば
【計画の1年目】
新商品の開発をして、事業区分→新商品等開発 で申請
【計画の2年目】
その商品の販路開拓をして、事業区分→販路開拓 で申請
【計画の3年目】
その商品の生産性向上のため設備投資をして、事業区分→生産性向上 で申請
こんな感じで考えることが出来ます。
なぜなら、これは経営革新計画だからです笑笑
▽そもそも経営革新計画のハードルはそんなに高くない
経営革新計画というとどうしても
革新的なモノを作らねばならない
と思われがちですが、そういうことではありません。
もちろん、ありきたりのモノでは駄目ですが、私は小回りの利く小規模事業者のほうがむしろやりやすいと考えています。
上記を見ていただければわかりますが、静岡県で経営革新計画を実施しているのはおよそ75%が20名未満の会社で、しかも5名未満の会社が半分以上を占めています。
また、ものづくり補助金などは経営革新計画が加点項目としてあったりするため、私は静岡県の個人事業主さんや小規模事業者さんは
今すぐに経営革新計画を作成すべき!!!
と声を、ちょっとだけ大きくして言いたいです笑
一応、来年度も経営革新補助金が継続されるかわからないので声を「大」には出来ない感じ笑
あ、実は静岡県は経営革新補助金以外にも他県にはない支援があるんですけど、それも凄いんですよね・・・
続きは次回に・・・
▽おまけ
サッカー日本代表、カタールW杯の出場決定おめでとうございます♪