わが家の新居を「あそこは製材所になるのよ」と誰かが言ってた話。
家づくりの準備期間から数えると、かれこれ数年が経ちますが、当初はいろんな噂話が出てまわり、個人的に好きだったのは「あそこはどうやら製材所をやるらしい」という話でした。
林業をナリワイとしている私たちは、この周辺で木を切っては、製材機のお借りできる施設へダンプで運び込んだりしていました。
規格的に運搬が難しいものに関しては、確かに現地で「チェーンソー製材」といって、チェンソーに専用の道具をつけて板挽きにしたり、構造材を挽いたりしていたものの、製材所をやろうという意図はそこには一切なかったのでした。
しかしその後から、少しずつ家づくりで使う構造材の刻みを自分たちでやるので、効率化を図ろうと、夫があちこちから機械を調達してきました。
一般家庭で使える電気は100Vですが、調達してきた機械の一部はなんと200Vのものも紛れていて、一般家庭のままの電源では使用することができないので、これを機にインバーターを導入し、200Vも使えるように、ちょうど昨日、電気工事をしてもらったばかりなのでした。
これで、200Vの道具も使えるようになった、我が家はまるで簡易の製材所。
あながち噂話で回った話は嘘ではなかったのかもしれないし、自分たちが意図せずともそうなることもあるんだなと、正月明けから「成り行き」ということのスゴさにおののいています。
家が完成したら、この道具たちはどうなるのかはまったくわからないし、自分たち自身もどのような働き方をしていくのかわかりませんが、まあそこは成り行きに身を任せて、2023年も「今を必死に」生きてみようと思います。
さて、今年こそ引っ越すことを目標にがんばります。
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