お酒は美容にいいのか?
お酒は百薬の長か万病の元か?
お酒は百薬の長は本当か?
飲酒量と死亡率を表した有名な J カーブという疫学調査のグラフがあります・
これによると、お酒を飲まない人よりも、適量飲む人の方が死亡率が低くなり、適量を超えて酒量が増えていくほど死亡率が高くなると言われています。
なんと適量飲酒の方は糖尿病や脳血管障害、がんのリスクも少ないという論文が出ています。
ではどれくらいが適量なのか?
- 日本酒でいうと一日1.5合が目安で、1週間の累計が約一升
- 1週間で約一升は長生き、2升は平均的、それ以上になると死亡率が高くなります。
- 女性はその3分の2が適量です。
- ワインだと1杯
- ビール中瓶1本
- 焼酎0.6合
ただし、上記が当てはまるのはお酒に強い人に限ります。
日本人の約50%はお酒が弱い人です。
白色人種はほとんどの人がお酒に強い人です。
日本人の2人に1人はアルコールを分解する酵素の働きが弱いのが原因です。
お酒を飲んで顔が赤くなったり、頭が痛くなったりする人はお酒に弱い人という断定で良いでしょう
お酒が弱い人がお酒を飲み続けると、食道がん、心不全などの病気になる確率が高くなり、そこに喫煙が入ると食道がんのリスクが189倍になるというデータもあります。
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お酒を飲むタイミングは?
食事中に飲む方がいいのか?食事外で飲む方がいいのか?
日常的な飲酒タイミングのアンケート
- 食事中 43.9%
- 食事以外 20.2%
- 不定 35.9%
食事外より不定が糖尿病リスクが8%低くなり、食事中は12%低い。
アルコールの種類
糖尿病のリスク低下が認められたお酒はワイン。ビールや蒸留酒は認められなかった。
ただこの研究は、飲酒の量やアルコール濃度については解析はされていない。
そして、食事中に飲酒するから糖尿病の発症リスクが低くなるという意味でもない。
あくまでも飲むなら食事中の方が糖尿病リスクが食事外で飲むよりも低くなるということです。
これらを考えていくとお酒と美容という関係性では
「ワイン1杯を飲みながら食事をする」
ということが美容にも健康にもいいのではないかと思います。
ワインにはポリフェノールも入っていますので、抗酸化作用があるので老化予防にも効果的です。
忘年会も多くなっていると思いますが、ハメを外しすぎないように楽しんでください。
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