「一番大切なのは、今ここを生きて、人や自然とのつながりを感じられる、愛が溢れている状態であることだよ」
過去のメンバーシップ記事を上げていたらそれ一色になってしまってきたので、今回は最近の私事まとめ。
もっと日々を丁寧に生きていきたいから、不定期に自分のために文章を綴っていこうと思う。今回は二本立てです。
最近読んだ本
『嫌われる勇気』
『今日、誰のために生きる?』
『聖なる予言』
『自分とか、ないから』
西洋哲学の話と、海外エピソード&生き方の話、それからSFに、東洋哲学。どれも読みやすくて面白くて、気づけば時計の針がびっくりするほど進んでる。
『嫌われる勇気』『聖なる予言』なんて、もう最初に読んでから10年くらい経ってるんじゃないかな。読む時の自分が変われば、心に響く場所も気づくものも違う。
面白かったのは、「全部同じことを言ってた……」と大切なものが腑に落ちたこと。
それぞれの作品から言葉を引用するなら、「共同体感覚」「つながり」「愛の状態」「空」。最近読んでないけど、他の大好きな作品の言葉で言えば「全は一(一は全)」とかも。
宗教でも哲学でもスピリチュアルでもその他もろもろ……いろんな分野が、「一番大切なのは、今ここを生きて、人や自然とのつながりを感じられる、愛が溢れている状態であることだよ」ってことを言っている。
これに10年前の私は気づけなかったし、多分それは、うつ病を始めいろんな出来事を経て、「今ある幸せに気づく」ことを少しだけできるようになったからかもしれない。
その自分の変化に、嬉しくなった。これだから読書はやめられない。
環境を一ミリでもよくしたい
竹のお箸を買った。
実はずっとプラスチックのお箸を使っていたのだけれど。丁寧につくられたカフェや本当に美味しいお料理やさんだと、お箸は木や竹で出来ていて、箸置きにそっと置かれているのがすごくいいな、と感じていて。
「こういうものを丁寧に愛せるようになりたいなぁ」って思いながらも、急ぎその手のお箸を買い揃えるのも違うよなと思って、「この先よい出会いがあったときに買い替えよう」と決めてから、数年が経ってしまってた。
そして先日、ヤマチクさんのお箸が、大好きなRICE MEDIAに取り上げられていて、「あ、これだ!」と購入した。
ヤマチクさんは、竹のお箸を作る日本で最後の一社になってしまったらしい。
「箸」っていう字には「竹」が入っていることに、送られてきたお箸に添えられていた冊子を見て初めて気がついた。そのくらい竹はお箸に使われていたし、竹を使うことは環境的にも自分の国の産業としても、大切なことだったんだな、って。
RICE MEDIAさんの紹介動画のコメント欄に、「ヤマチクさんの箸ずっと使ってます!」「すごく使いやすい」というコメントがいくつもあって、そんな声を決め手に買ってみたけれど、実際使ってみてすごくよかった。手に吸い付く感じとか、ずっと触っていたくなる。
ずっと待っていた、よいお箸との出会いをありがとう、RICE MEDIAさん。今後も応援しています!