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ポケモンの"声"に泣いてしまった

ポケモン初代、金銀、そしてルビサファ時代を生きていた人達に、ぜひ聴いて欲しい歌を見つけてしまった。



少しだけ、この「エンテイ」というポケモンのお話。ポケットモンスター金銀の物語。


伝説のポケモンであるエンテイは、元々は名もなきポケモンだった。

ある日、塔が焼けて、無名の3匹ポケモンが命を落としてしまう。しかしそれを哀れんだホウオウは、彼らに命を与えた────息を吹き返した彼らは、伝説のポケモン、ライコウ、スイクン、そしてエンテイとなった。



ここからは少しメタい話になるけど、このエンテイだけ、他の2匹より弱かった。強さを活かせるわざが与えられないまま、世代は金銀から進んでゆく。更に強い伝説のポケモンが実装されたり、他の普通のポケモン達もより強く設定され直したりしてゆく中で、エンテイだけがずっと不遇のままだったらしい。


いつしか伝説のポケモンの最下位レベル、"唯一(の弱い)神"と笑われるほどに。



けれど更に時代が進んで、エンテイがようやく自分の強さを活かせる技を使えるようになる。さらに、自分に命を与えてくれたホウオウだけが使うことの出来た「せいなるほのお」の技を習得するに至る。


他にも「しんそく」だったり、色んな特性を付与されて、笑われ苦難の日々を生き続けたエンテイは、ようやくスイクン・ライコウと肩を並べて駆け抜けることが出来るようになった。



『もう消えることはない 聖なる炎は』



そんなエンテイの境遇を的確に歌ってくれていて、胸が震えて、何度も聴いてしまってる。


ちなみにこのブースターの『唯一王』も同じく込み上げてしまう曲。



ポケモンなんて所詮、作品でゲームで架空のキャラクターだけど。子どもの頃から一緒にたくさんの冒険をして、本気の本気でモンスターボールを投げて、ようやくゲットできた時の喜びは表せないほどの感情で。

大人になってもやっぱり好きで、子どもの時のようにゲームの世界が目の前に現れてワクワクするようなことは減ってしまったけど、今だってゲームの物語におもわず涙がこぼれてしまったり、感動したり、相棒にしてるポケモンへの愛着は変わらず消えることはないんだよなぁ。


出会ってから25年以上経った今も、だいすきだな、ポケモン。


「エンテイ」が あらわれた !


再燃して、久々にゲームボーイを取り出してしまった。あーー懐かしい……!!




……ちなみに。


感動する曲もさることながら、思わず笑い転げてしまう最高すぎるバトルもぜひ見て欲しい。アニメでカスミの腕の中で、トゲピーが時々しれっと放ったゆびをふるや、「チョッゲチョッゲプッリィイイ!」の声を思い出しつつ、癖になってリピートしてしまう。最後がとっておきなのも最高。



みがわりクリエイションさん、今後も楽しみにしております!

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藤峰 みのり
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