自分を認めるきっかけに。「Good Practice!」の取り組みと3つの効果
こんにちは、セブンフードスタッフDです。
秋の気配が漂う今日この頃。
少しずつ過ごしやすくなってきたように感じます。
(手紙や文章の始めに天気や季節感について書くことに違和感がない風習はなんだかいいなあと思います)
さて、セブンフードスタッフDは入社して9か月が経ちました。
今回は、入社してから「これユニークだな」と思っていた取り組みとその効果について書いてみたいと思います。
グループチャットを利用した「Good Practice!」の運用
「Good Practice!」とは
これは、セブンフードで利用しているグループチャット名のひとつです。
このグループにはセブンフードの全社員が参加しています。
運用方法
運用方法は簡単。
「感謝したこと」「褒めたいこと」を宛名をつけて書き込むだけ。
退勤前、1日を振り返りつつ行なうことが多いです。
具体的な内容としては、
といったようにねぎらいの言葉もあれば、
といった、他愛ないやりとりや個人的なお祝いの言葉を記すことも。
これを9か月続けてみて、セブンフードスタッフDが感じた効果を書いてみたいと思います。
「Good Practice!」取り組みの効果
1:承認欲求を満たす手助けになる
承認欲求という言葉は、「他人に認められたくて見栄をはる」という意味で昨今ではしばしば揶揄として使われます。
ですが、有名な「マズローの欲求5段階説」においては、本来すべての人間に承認欲求が備わっているもの。
その中でも承認欲求は「低位の承認欲求」と「高位の承認欲求」に分類されるそう。
つまり承認欲求という言葉には「自分で自分を認められるか」という意味も含まれているということ。
そして「Good Practice!」の取り組みは「自分で自分を認める=高位の承認欲求」を満たす手助けになるなあ、と感じます。
個人的な話にはなりますが、セブンフードスタッフDはもともと仕事において
「謙虚さを保つための邪魔やミスのもとになるから、自分自身を過信しすぎないように」
と思っているわりに、モチベーションを上げるために高い目標設定をしてはなかなか結果が出なくて落ち込む…ということの繰り返しでした。
でも、「Good Practice!」でねぎらいの言葉をかけてもらったり、自分が何気なくしたことが誰かの助けになっているとわかることが増えて「目標に遠くても、誰かの役に立つことをちょっとずつこなせてるじゃん」と少しずつ自分を認められるようになってきた気がします(少しずつ、ですけどね)。
そして「高い目標設定で毎日自己管理を徹底できる人はとてもすごいし素敵だけど、自分はそうじゃない。適度にハードル下げながら地道にやってこ」と思えるようになってからは、以前より仕事がしやすくなった気がしています。
自分にできること、そしてできないことも認められるようになってきたことが「Good Practice!」を通して一番感じた効果です。
2:スタッフの人となりがそれとなくわかる
セブンフードは事業所が2拠点あること、そしてコロナ禍ということもあり、まだまだ会った回数が少ない先輩スタッフもいます。
ですが「Good Practice!」の書き込みを見て、
・このスタッフはこういう視点で物事を見る人なんだな
・このスタッフは普段こういった言葉選びをするんだな
・この方はよく○○に関して感謝されていることが多いから、○○でわからないことがあったら1番に聞いてみようかな
と、スタッフひとりひとりがどういった人なのかを感じ取ることができました。
これは特に、入社当初ありがたかったです。
3:良い気分で退勤できる
ストレスを溜めない方法のひとつとして
「1日の終わりに、今日起こった〝良いことだけ”を3つ書いてから寝る」
という方法があるそう。
それと同じように、退勤する前に「感謝したいこと」「褒めたいこと」といった良いことを「Good Practice!」に書き込んでいると、会社での1日を快く終えられることが多くなりました。
組織の中で過ごしていれば、色々な人と関わる中で納得できないことがあったり、楽しんでやろうと思っても目先の業務量の多さに足がすくむこともあります。
その中で意図的に「良いこと」を考えて発信する時間をつくることで「1日中まるっきり悪い日なわけじゃなかったんだな」と思えることが増えました。
以上「Good Practice!」の取り組みで感じた効果3つでした。
読んでくださった方にとって、少しでもご参照いただければ嬉しく思います。
セブンフードにはこのほかにもユニークな取り組みがあるので、また別の機会にご紹介できればと思います◎
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。