YAMASTA(ヤマスタ)とめぐる奥多摩むかし道散歩
先日、ヤマスタを手に奥多摩むかし道を散歩した時のことをご紹介します
はからずも奥多摩ネタ第2弾です
ヤマスタとは?
YAMASTA(ヤマスタ)とは、山と渓谷社がプロデュースするスマートフォンのGPSを利用し、記念のデジタルスタンプを発行し収集するアプリです。こちらを利用することでスタンプラリーをする感覚で、楽しく登頂記録をつけられるとのこと!スタンプを集めると記念品ももらえます
ちょうど奥多摩むかし道を散歩する機会があり、知り合いの方から紹介して頂いたこちらのアプリを手に、スタンプラリーをしつつ散歩してみることとなりました☺️
奥多摩むかし道とは
奥多摩駅から奥多摩湖をつなぐ約10kmのハイキングコースで、かつての青梅街道を辿りつつ里の景色やトロッコ廃線跡、神社やダムなど見どころたくさんの道のりとなっています。
いざむかし道へ
12月初めの良いお天気の日の朝🌞
奥多摩駅からいよいよスタートです!
スタートの奥多摩駅もチェックポイントなのでさっそく起動してチェックイン!
チェックインしてまもなくかわいいスタンプが表示されました!今回はこちらを含めて5つ、コンプリート目指して歩いて行きます。ちなみにチェックポイントは次のようになっています💁
・奥多摩駅
・さいかち木
・白鬚神社
・しだくら橋
・奥多摩湖
さて、歩き始めて最初の坂を登り切ったところで線路とトンネルが姿を見せました。こちらは約60年前のダム建設で作られた線路なのだそうで、今は役目を終えひっそりと佇んでいます。苔と落ち葉が織りなす光景がなかなか幻想的です。
良い日差しのもと、コースを順調に進んでいきます。コース上にはピカピカに手入れされたお手洗いがいくつも設置されていて安心でした。また地元の方に親切に道を教えていただく場面もありました。
コースは古くからの道(旧青梅街道)ということもあり、道ばたにはお地蔵さんやいわれのある岩などが顔を出します。また、東京の水がめと言われる地域でもあるので、沢をかけ落ちる水も澄んで輝いていました✨
道のりも中ほどにさしかかると頭上に白い大きな岩が現れ、脇の階段を上ると岩のたもとに鎮座する白髭神社にお参りすることが出来ます。
白鬚神社
祭神は塩土翁神(しおつちおきなのかみ)で、神武天皇に麗しき国大和をお勧めしてご案内した神様なのだそうです(コースマップ解説より)
山あいの道を歩くということもあり、様々な動物たちの息づかいを感じることができます。道所の吊橋ではお猿さんに出会いました。こんなに近くで見たのはいつぶりでしょう?少し近づいても逃げることもなく悠々としています、人慣れしてますね。そしてこれ以降何匹と出会うことになりちょっと最後は怖かったです…笑
コースも終盤となりダムに沈んでしまう旧青梅街道に別れを告げ、西久保の切り返しから急な上り坂を進みます。息を弾ませながら上って行くと次第に視界が開け、今まで合間を通ってきた山々や奥多摩湖の姿を眺めることが出来ました。
長い登り坂が終わるとゴツゴツとした細い山道となります。最後なので足を取られて怪我をしないよう気をつけて進みます。
細い道を抜けて舗装された道路へ出るとゴールの奥多摩湖はもう目前、火照った体に冷たい風が心地よく感じられました。
奥多摩駅を出てから約6時間、ゴールの奥多摩湖に到着しました。目安のコースタイム4時間よりのんびりした歩みでしたが、盛りだくさんの道中となりました。さて、ヤマスタの最終チェックインも無事済ませたのでバスで奥多摩駅へと戻ります。
コンプリートのごほうび
奥多摩駅まで戻り、駅前の観光案内所で集めたヤマスタの5つのスタンプを係の方に提示すると記念の缶バッチを1つ頂くことができました。絵柄はこの日集めた5つの中から選べるのですが、ヨシイアコさんのデザインも素敵でかなり迷いました…笑。5つ全部集めるのを目指して通われた方もいたそうです。いいなあ…
感想と気づいたことなど
新宿駅から約90分。東京都内なのにこんなにも自然に恵まれて、気持ちの良い散歩を満喫することが出来ました。ただ歩き切るだけではなく、ヤマスタでスタンプラリーを楽しみながら記念品をもらえたことも良い思い出となりました。コースは全体に渡って歩き安く整備されていますが、少なくとも底が固めなスニーカーもしくは運動靴は必須です。また、坂が不安な方はトレッキングポールの準備もあると良いでしょう。野生動物や時には熊目撃情報もあるので熊鈴もあるとなお心強いです。食べ物や飲み物は途中で購入できないため持参もしくは奥多摩駅近くで用意していきましょう。
みなさんもよろしければ、ヤマスタを手に奥多摩むかし道散歩を楽しんでみてくださいね☺️
最後までお読みいただきありがとうございました
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