売り場の概念を変える。日本中を巻き込む。
売り手と買い手の微妙な距離感。「売り場」の居心地の悪さは、「売る」「買う」という立場での出会いが原因?もしも「売り場」が「試す場」だったら?
売り場の概念を変え、みんなで楽しめる場をつくりたい。
そんな企画の途中経過をお知らせします。
常識を越境することで、日本中の苦戦続きの売り場を明るくするかも?可能性が見えてきました。
▼企画のきっかけ・思い
自分のやりたいことをプロジェクト化する
この企画は、渋谷駅直結スペースSHIBUYA QWS × DRIFTERS INTERNATIONAL主催の「リ/クリエーション」というスクールで「自分のやりたいことをプロジェクト化する」というお題に対して、私が発案したものです。私がアクセサリーをつくる人間ということもあり、ファッションを軸に企画を進めています(スクールについてはまた今度)。
装いを楽しむ「ファッション」+「機会」の提案
スクールでアイデアブレストがありました。売り手と買い手のニーズを「試す」でつなぎ、装い自体の楽しみ + 装ってからの体験機会をセットにしたイベントを提案しました。
【売り手・買い手 / 共通の悩み】
売らなくては / 買わなくては「ならない」
暗黙のプレッシャーが漂う売り場の空気が苦手
【売り手ニーズ】
・とりあえず試して欲しい
・反応が見たい
・店舗へ集客したい
【買い手ニーズ】
・自分の「似合う」を知りたい(店員は必ず褒める)
・気兼ねなく様々なブランドを試したい
・おしゃれして行くところがない
<提案>
PLAYFUL THEATER(仮)
【提供1:装い】
ブランド又は個人クリエイターが、「試す」を提供する。
靴、服、めがね、帽子、アクセサリー、ヘアメイク、メイク、ネイルなど。コーディネーターへの相談もできる。基本的に「売る」「買う」はなし。
開催場所:SHIBUYA QWS(※)
【提供2:装いを楽しむ体験】
食事や映画など、装いを楽しむ体験機会も併せて提供する。
TPOに応じた服選びもいいけれど、装いから行動が変わる提案。
渋谷の街全体を劇場ととらえると体験スポットは多く、街をエンタメ化できるのではないか(※)。
※スクールの活動拠点がSHIBUYA QWSのため、施設・その周辺利用を候補としている。
【マネタイズ】
出店するブランド、クリエイターから集金する。
出資メリット:試してもらえる。認知度向上。人の移動(体験)による広告。店舗集客。
日本中の商業施設を差別化する
温かな反応でプレゼンは終了し(noteでの反響が私の後押しになりました、感謝です)、そこで更に私の妄想を大きく広げるフィードバックをもらいました。
「商業施設、1棟使ってやるのはどう?」
イベント日に限り、商業施設に入っているブランドを横断して試着を楽しめるのはどうか、というアイデアです。
「これはおもしろいかもしれない」直感的に思いました。
なぜなら、この仕組みができれば日本中どこの商業施設でも開催可能だからです。
どの商業施設にも同じテナントが入り、差別化が難しく、デパートをはじめ集客苦戦の時代です。
しかし、毎回イベントテーマを設ければ、同じブランドでもテーマに合わせて異なる商品の提案ができます。ブランドという垣根を超え、商業施設ごとにカラーが出せるかもしれません。そして何より、お客様は様々なブランドの顔を知ることができ、新鮮なイメージを抱くでしょう。立地に合わせて、装いを楽しむ体験提案も変わるはず。
これは、きっと、おもしろい。
現実には、まだまだ簡単に課題を思いつく状況です。これから詰めていきたいと思います。
プレゼンに対していただいたフィードバックを末尾に記載します。
もしよろしければ、この記事を読んでくださった方からもコメント欄にてアイデアやお知恵をお貸しいただけるとうれしいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
※企画は3月31日〆切の「QWSチャレンジ」(未知の価値に挑戦するプロジェクト)応募を目指しています。
※応募前の企画をオープンにするリスクは承知していますが、自分でなくてもどなたかが大小問わず実現してもらえたなら、きっとおもしろい世の中になると思うので、最後まで公開し続けたいと思います。
▼フィードバック(3/2)
・イベント後、購入可能か
・どのように参加者を募るか
・参加者から参加費はとるのか
・参加者にインフルエンサーを混ぜるとブランドメリットあがりそう
・試着=返却する意識の持たせ方
・盗まれる可能性の回避方法
・汚さないようにする意識が持てそう
・サンプル対応できるのか