ヨガの本質
セス・マテリアルを通じた理解から見た、ヨガの本質について論じてみたい。
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ヨガの本質。
それは、
「今ここに意識を集中させることによる心身の統一」
そして、心身の統一を通じての自然な、
「self-realization（自己理解と自己実現）」
を達成することにあると思う。
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肉体は、常に心を反映する。
肉体は常に、今、対応しようとする。
心は、心配する。
過去や未来を心配する。
肉体は、心の心配する過去や未来に、今、対応しようとする。
ところが、過去や未来の心配は、今、肉体に起こっていないことなので、肉体には対応できない。
けれども、心は心配し続ける。
肉体は、解消できない心の心配に晒され続けて、緊張する。
これが、ヨガで目指す「心身統一」だ。
「心身」の「今」への統一だ。
肉体は常に今にあるので、
ヨガの本質は「心を今ここに集中させること」
とも言える。
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「今ここ」には、様々な身体感覚がある。
今目にしている文字、着ている服の感覚、呼吸の音や熱、指先や足先の熱……
あまりに当たり前のように与えられ、
意識を向けることすら忘れがちな、尊い感覚。
肉体が思った通りに動いてくれることの有り難さ。
今ここに意識を向けることで感じ始めることのできるこれらの身体感覚を、味わい、歓び、感謝する。
心が今ここにある感覚を歓ぶと、肉体も歓ぶ。
心身が統一されてリラックスでき、自分として在ることの歓びを思い出す。
そのリラックスの先に、やりたいことが浮かんでくる。
食べたいご飯、過ごしたい時間、ともにいたい人。
そうしたものが浮かんでくる。
心が心配で硬く緊張している間は、こうした情報がそもそも浮かんでこなかったりする。
最初から、それは出来ないから、とか諦めていたりして。
でも心が今ここにあれば、心配は少ないから、
こうしたものが心に浮かんでくるし、
こうして心に浮かんでくるものたちを、
気楽な気持ちで「やってみよう」と思える。
そうやって、
過去や未来への心配から、
固く閉じられていたあなたらしさの蕾が、
そっと柔らかく開き始める。
心を今ここに集中させることで、頑なになっているあなたらしさの蕾を花開かせる。
もう少し固く表現するなら、
あなたが素直にやりたいことは何かという自己理解が進み、
それを素直にやってみることで自然な自己実現が叶う。
それが、ヨガの本質だ。
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「体が硬いから、ヨガはちょっと…。」
という声をよく聞く。
でも体が硬いのは、心が過去や未来への心配で硬直していることの反映だ。
体が硬い人ほど、ヨガをやるべきなのだ。
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ただ、ヨガのクラスは無数にある。
「選べないよ」とお困り人には、
妻の提供するヨガクラスをおすすめする。
安曇野でのリアルクラスと、オンラインクラスがあるので、遠方の方もどうぞ。
妻とはいつもセス・マテリアルの話や、こうしたヨガの本質の話をしている。
私も妻のヨガを受けた後は、心身が統一され、心がほぐれるのを実感する。
妻のヨガは、本質的なヨガだといえるので、ぜひおすすめしたい。
ちなみに一言付け加えておくと、他のヨガを私からおすすめできないのは、それらが非本質的だから、というわけではなく、ただ私が知らないからです😅