満員電車に慣れてきた自分が悔しい
「えっ、こんなもん?」
私が驚いたのは今週の日曜日、京都競馬場最寄りの淀駅から京阪電車に乗ったときのことです。
G1レースが終わった後で混雑していたのは確かですが、スペースにはまだ余裕がありました。私が普段の通勤で利用している湘南新宿ラインに比べると、格段の差があるように感じられました。
どうやら私は、朝8時半頃に世界一乗降客の多い駅に着くという過酷な通勤を続けているうちに、すっかり超満員の電車に慣れてしまったようです。この程度の混雑ではストレスを感じなくなったのですから、メンタルが強化されたと言えるでしょう。
もっとも、それが人間として望ましいこととはとても思えません。埼玉と東京を結ぶ湘南新宿ラインや埼京線はしょっちゅう急病人救護で遅延していますが、車内の環境を考えると体調を崩す乗客が出るのは当然のような気がします。
混雑に慣れているのが異常、急病人が出るのが当たり前。そう思えば、少々電車が遅れてもイライラせずに済むかもしれません。