この人物は誰でしょう? 〜新趣向編〜
今回はまず先週の問題の解答と解説から。
スタートからゴールに至るルートは以下の3つです。
カスティーリャ女王イサベル1世とアラゴン王フェルナンド2世の孫で西ヨーロッパからアメリカ大陸にまたがる広大な領土を支配しました
カスティーリャ女王イサベル1世とアラゴン王フェルナンド2世の孫で父方の祖父は神聖ローマ皇帝マクシミリアン1世でした
カトリックの敬虔な信者でプロテスタントの浸透を阻止しようとしたもののうまくいきませんでした
以上の3つに該当するのは、16世紀の神聖ローマ皇帝カール5世(スペイン王カルロス1世)です。
ちなみに、イサベル1世の支援を受けて大西洋を横断したクリストファー・コロンブスは少し前の時代の人物です。また、プロテスタント勢力と国家間の戦いが本格化するのは、彼の息子のスペイン王フェリペ2世の時代です。
続いて今回の問題ですが、少し趣を変えたので、まず例題で説明します。
前回までと異なり、ルートを示す仕切りがなく、スタートとゴールの表示もありません。この中に隠されている一文は、ある歴史上の人物を紹介しています。その一文に含まれる文字を潰していき、残った文字をつなぐとその人物の名前が出てきます。
すなわち、文は「極貧の農家に生まれ元の支配に対する反乱に身を投じて頭角を現しやがて中国統一を果たしたものの晩年は功臣を次々と粛清しました」、答えは「朱元璋」となります。
では今回の問題です。
解答と解説はまた来週。