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名前が載るのは別の人

記名記事が書きたい!!と言っていたら、急な仕事が入って名前が載る記事を執筆することになりました。もっとも、載るのは別の人の名前ですが…。

今回書いたのは、あるイベントの来場者に配布するパンフレットに掲載する挨拶文とプロジェクトの概要です。月内に校了しないとイベントに間に合わないらしいのですが、営業担当はクライアント側から支給されると思っていたそうで、双方ともまったく準備をしていませんでした。それで急遽私に白羽の矢が立ったわけです。

とはいえ、私はプロジェクトについてまったく知りません。パンフレットに名前が載るプログラムディレクターがどんな人かもわかりませんし、窓口となる担当者にすら会っていません。ゼロベースで勉強する必要があったため、合わせて1200字ほどの原稿ながらほぼ丸1日かかりました。

以前、別のクライアントの案件で社長名義の挨拶状の原稿を作成したときには、担当者との打ち合わせがあり、おおよその方向性がわかっていました(詳細は下記の記事をご覧ください)。しかし、今回はまったくコミュニケーションがとれていない状態での丸投げです。先方の意向に沿った内容になっているという自信はありません。

こうなるんだったら初めから俺を使っとけよ、というのが私の偽らざる思いです。私が最初から制作チームに入っていれば、他のページも含めてもっとスムーズに進行できたはずなのです。

私はプロとして最善を尽くしたつもりで、営業からもデザイナーからも感謝されましたが、クライアントからも感謝されるかどうかはわかりません。こんな形でプロの腕を見せるのは、今回限りであってほしいものです。

令和7年2月20日
せたともき

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