上司にレビューを受ける際に重要なたった一つのこと
コンサルタントは毎日レビューを受けるような日々を送っていますが、レビューを受ける際に重要なことがあります。
それは、
「自分の考えを持つこと」
です。
唯一の正解があるわけではない資料のレビューにおいて、上司の指摘が正しいとは限りません。
上司によっては、見当違いの指摘や(古い)過去の経験からくる思い込みやどうでも良いような指摘もあります。
それらの指摘を全部真に受けて対応していたら、時間がいくらあっても足りませんし、顧客にとって最良となる資料を完成させることができません。
その時に、
「なぜこのような資料になっているのか」
その考えを伝えることができれば、上司とようやく建設的な議論ができるようになります。意思がないと、上司も経験から指摘するしかないですからね。
繰り返しになりますが、重要なのは、指示を受けてその通りに資料を作ることではなく、見た目が綺麗でわかりやすいことではなく、
どれだけ自分事として、考え抜いたか
です。
レビューの場が、建設的な議論の場となれば、指摘を受けたポイントについても、納得して修正する部分と明確な理由のもと、指摘を受けたけど修正しない部分を自分自身で判断することができます。
結果として、よりよい資料を効率的に作成することができると私自身は考えております。
本日は以上です。
ありがとうございました。