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【感想】時間内に仕事を終わらす!無駄なくキビキビ動くために。 -アジャイルワークの教科書

DXアジャイル仙人 戸田さんの最新書籍「アジャイルワークの教科書」を読了しましたので、感想をNoteしたいと思います。


あらゆるビジネスマンに適用可能な仕事の進め方

アジャイルと言うと、システム開発の話と受け取られがちですが、本書は「明確な目的と達成へのスピードを両輪とするビジネスの進め方、マネジメントの考え方」を説明しています。

なので、あらゆるビジネスマンが仕事を効果的・効率的に実践するためのノウハウが詰まっていますので、ビジネスマンであればどなたでも仕事術のヒントが得られる内容となっています。

実は、私の会社でも中途入社者向けの研修で「実践仕事の進め方」という研修を入社2日目にコンサルタント、管理部門問わず、全員に受けてもらっているのですが、その内容がまさに本書で紹介しているようなノウハウを学ぶ研修となっています。

私自身も講師を務めることがあるので、研修の中で本書の内容も紹介していきたいと考えています。(戸田さん、ありがとうございます!)

自分自身を振り返ってみる(課題感)

戸田さんが書籍の中で繰り返し記載しているのは、とにかく実践して継続的に改善すること・・・なので、さっそく私自身の仕事の進め方を振り返って、本書を読んで特に課題感を持った2点を共有したいと思います。

作業の可視化度合いが粗い

コンサルタントの業務では、本書でも書かれている「過剰に作りこむこと」「手戻り」が生産性を低下させる大きな要因となるため、そうならないようなプロセスを意識して仕事を進めることが一般的です。

ただ、そのプロセスをあえて明確に可視化・詳細化しているかと言えば、そこはまだまだ改善の余地があるなと・・・。個人レベルでは気を付けてコミュニケーションしていても、仕組みとして成り立っているかと言われれば、そこまでには至っていません。

振り返りの時間が少ない

卵が先か、鶏が先か・・・と言った話かもしれないですが、日々の業務で多忙を極め、振り返りの時間をあえて取るという機会が圧倒的に少ないと感じました。特に日次、週次といったクイックな振り返りの場ですね。

個人レベルではクイックな振り返りをやる人も多いと思いますし、私も定期的に実施していますが、こちらも仕組み化できているかというと短期的な振り返りにおいてはできていない・・・と言うのが正直なところです。

仕組み化出来ていないがゆえに、個人のスキルの問題と捉えられてしまうケースも多く、結果として根本的な改善の機会を逃しているケースもありそうです。

ただ、振り返りを行う目的は改善にあるため、改善の必要性を全員が認識する必要があり、そのためには、一定時間内で仕事をすることの徹底(終わらなければ残業してなんとかすれば良いというマインドを捨てる)を前提に仕事を組み立てることがまずは必要だなと思っています。

で、どうするの?(Next Action)

本書の「やってみること、振り返ること、それをたゆまず継続すること」を実行するために、以下のアクションを定義しました。まずは自分自身から取り組みます。

  1. 仕事を進める際に、作業及びプロセスを可視化し事前に合意する

  2. タイムボックスを設定し、一定時間内で仕事を完了することを徹底する

  3. 1及び2に対して日々振り返りを実施し、継続的改善を繰り返す

  4. 上記取り組みを、チーム内に広げていく

さあ、やってみよう!笑

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