復職後のリアル
私は、適応障害で約5か月間休職し、令和6年2月中旬から復職した。
今日で、およそ3週間が経過した。
復職してから今日まで感じたことを書いていこうと思う。
周りも自分に気をつかっている
復職してから今日まで、ほとんど職場で会話をしていない。
というか、これまで自分が受け持っていた担当業務をほぼ外されてしまったため、業務内容について相談したり、会話することがなくなってしまったのだ。
復職したタイミングが丁度年度末に差し掛かっていたこともあり、今更私に新たな仕事を任せることはしないのだろう。
では、雑談はするのかといえば、これもまたない。
仕事がないのに、自分から雑談を始めるのはさすがに気が引ける。
また、休職期間は私の業務を、別な職員が代わりにやってくれていた訳だが、私が復職してからもその職員が引き続きやることになった。
私の目の前で、私がやっていた仕事で忙しそうにしていると、正直申し訳ない気持ちで一杯になる。
ここで私が、「あれどうなった?」なんて口を挟むのは、タブーだと理解している。
逆の立場で私がそれをされたら、「あなたの業務で忙しいのに、何言ってんだこの人」と思うに違いないからだ。
業務上の会話がない&雑談もできないので、静かにしているしかない。笑
ある程度想定していた事態ではあったが、1日中静かにしているのもさすがに飽きてくる。笑
だが、周りもめちゃくちゃ静かな私を見て、様子を伺っていたり、何と声を掛けていいか分からなくなっているのかもしれない。
腫れ物を扱うような状態となっている感じがして、何とも言えない気持ちになる時があるのは事実。
パワハラ上司とはどうなったか
上司によるパワハラが一つの原因となり、休職することになった訳だが、復職後はその上司と一言も会話をしていない。
私が人事部に対して、パワハラを報告したことから、その後人事部からそのパワハラ上司に注意がなされたようだ。(しかしパワハラ認定はされなかった)
こうなった以上、関係の修復は不可能だ。
私は人事部に対して、伝えるべきことは伝えてきたが、きっとパワハラ上司にもいろいろと思うところはあるだろう。
簡潔に言えば、私に対して良い印象は無いと思っている。
これはもうしょうがないし、あまり考えていないようにしている。
お互い話す気がないほうがむしろやりやすくて良い。
もう一つ面倒なこと
私の直属の係長は、基本的にパワハラ上司の顔色を伺っている。
また、部下に対しても人によって態度をコロコロ変える。
別な職員に対しては、気をつかうような話し方をし、時には優しくアドバイスする場面を目にする。
しかし私に対しては、基本的に冷たく、相談しても面倒がられて、あまり協力的な姿勢が見受けられない。
今の状況としても、パワハラ上司が私のことを(おそらく)良く思っていないので、自動的に係長も私に対して、冷たい態度となる。
当然、復職してから会話なんてろくにしていない。
パワハラ上司は、役職がそこそこ上であり、直接関わることがあまりないが、直属の係長ともなるとそうはいかない。
机の島は同じだし、早退や休暇の際には、一言声を掛けなければならない。
地味にこれがストレスとなっている。
嫌われてもいいと思うしかない
休職してからこのように思うことができた。
パワハラ上司と直属の係長は、私のことを好きかどうかは別として、休職したことに対してあまり良く思っていないんじゃないかと思っている。
しかし、その一方で、私が休職したことを心配してくれて、復職した時には喜んでくれたり、優しく声を掛けてくれた人のほうが多かった。
世の中の人間関係は、「1:2:7」だと聞いたことがある。
つまり、10人いれば1人は自分のことを嫌っていてもしょうがないということだ。
であるならば、残りの9割の人との関係を大事にしていきたい。
その1割の人は、きっと自分が何をしても良く思わない人なのだ。
他人の感情は、自分ではコントロールできない。
自分でコントロールできない部分で悩むのは時間の無駄だし意味がない。
あなたはそう感じたのね。それはお好きにどーぞ。
くらいに思っていれば良いのだ。
今後について
毎年3月中旬になると人事異動の発表がされる。
私は諸々の事情があって休職したので、人事異動の対象となる可能性が割と高いと思っている。
休職中も人事異動を強く要請し続けてきた。
今の状況を考えれば、いっそ環境を変えてしまったほうが自分にとって良い変化が生まれると思っている。
人事異動も、私自身ではどうにもならないので、とりあえずは年度末までの残りの日々を、休職後のリハビリ勤務だと割り切ってやるしかない。
復職自体は問題なくできたし、仕事に行きたくないとも思っていない。
あまり周りに期待せず、自分がやれることをやっていきたい。