【読生感想文】 倒れるときは前のめり 【有川ひろ】
有川ひろさんのエッセイ。
ただただおもろい笑
タイトルも良い。
坂本龍馬が好んで引用していたとか、
実は司馬遼太郎の創作説だとか、
んな細けぇこたぁいいんだよぉ笑
個人的にはこれまであまりエッセイというものに触れた機会はほぼ無い。
が、著者の人間性や私生活、
本人の個性を形成しているであろうワードセンスがわんさか笑
エッセイというものは非常に良いではないか笑
自衛隊との縁を話せば、デビュー付近の3部作や空飛ぶ広報室の裏話に及び、
地元高知の愛を語れば、県庁おもてなし課の情景が浮かぶ。
実際にパラグライダーを経験されていたとは驚きだった笑
作家ならではの視点・経験・交友の話もあれば、
読書好きとしての雑学的な話にも及ぶ。
1つのお話が2ページ程度のものを集めてまとめられているので、
わんこそばのように次へ次へと読んでしまう笑
児玉清さんとのお話はやはり良い。
旦那さんを家人と呼称するだけでもなんか良い笑
植物や食べ物、ゆるキャラなんかのお話も。
なんかこう、グッと親近感が湧いてくるよねやっぱ笑
映画紹介も良いし、
小説の映像化に関するお話も興味深い。
とにかく有川さんがどんな方か知りたければ、
本書に手に取ってみるとだいぶスッキリすると思われる笑