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病気になった自分を「責める」のはおかしい事に気付いた話
今月頭にまた月経痛がひどくなって、約束を延期してもらったり、仕事を休んで病院に行って検査をしてもらったり、周囲の人へ病状を説明する機会が重なった。
症状が顕著になると出てくる「不具合」は以下の通りである。(PMS/PMDDが入っているかもしれない)
・判断力が鈍る
・反射速度が落ちる
・痛みで動けなくて泣く
・このままひどくなったらどうしよう、という不安に飲まれる
・ちょっとでも楽になると「この状態なら(仕事など)できたのでは?」と自分を疑う。
・「前はこれくらいの痛みでも動けてたのに」と過去の自分と比べて今の自分を責める。
ようやっと回復してきたと思ったら、どうやら副鼻腔炎の気配が取れない。
なので普段より倦怠感が強い中、次回の検査や自分の身体の状況への不安に苛まれていたのだが、ふと、「いや流石に寝込むほどしんどい人間にそんなにキツいこと言うなんて、ちょっとないわ」と自分にツッコミを入れた。
このツッコミのきっかけになったのが、痛みへの泣き言をとある友人に聞いてもらい、後日やっと痛みがマシになったぐらいに「何故他人には言わないようなひどい言動を自分にしてしまうのか」をこぼしてみたところ、「自分はレンジ(距離)近いから殴りやすい」と言われ、心底「なるほど」と思った事だった。
距離が一番近いからこそ、手が出やすい相手=自分になる。
ここに「反撃をしてこない」事も理由になりそうだな、と思って数日経ったところで、上記の「ちょっとないわ」という"反撃"が自分の中から湧きあがったのである。
大阪人、そもそも自己ツッコミ慣れしていた。
他人に向けると「いやおかしいやろそれ」と思う事は、自分に向けても「いやおかしいやろそれ」になるという事を、どうしようもない痛みに寝込んでようやくたどり着いた。
#0153 「自己否定」と闘うための心理学 1勝99敗でも構わない!(期間限定公開) https://youtu.be/rsbOC15dkwE
この認識にたどり着いた時、以前見たこの心理学の動画を思い出した。
つまりこの気付きは「1勝」だったのではないか?
あの時自分へツッコミを入れられた事は、「痛みに負けて心底弱った自分」を受け止めてくれた友人のおかげとも言えるかもしれない。
弱い人間を責める自分がいる。それがたとえ自分自身でも。
痛みに負けたからこそ見えた自分の一面については、「いやちゃうやろそれ」と今後もツッコミを入れていきたいと思う。