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彼岸花を探して大阪城公園 (SONY α3000 + Minolta AFマクロ50mmF3.5)

 2019年9月29日といえば、稀勢の里の断髪式の日であり、私の誕生日でした。稀勢の里の師であった故・鳴戸親方(横綱隆の里)も9月29日生まれでしたね。

 そろそろ彼岸花のシーズンです。
 大阪城公園で見られると聞いて、大阪城公園のどこかも調べずに行ってきました。
 なお、桃園あたりに群生してたらしいんですけど、私はものの見事に桃園を外してあるきまわっておりました……。

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 森ノ宮駅の方からアプローチしたんですけど、環状線の駅の屋根支えてる鉄骨好きなんですよね。古いレールとか流用してるのかなこれ。

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 森ノ宮駅で下りたんだから、鵲森宮にも挨拶くらいしていきましょう。こういうささやかな行いの良さが幸運を招くんですね。(この発言が自虐ギャグであるというハイコンテクスト)

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 大阪市こども相談センターの敷地すみっこに白いのが咲いてました。
 彼岸花は結構育てやすいのかな。町中でも思ったより道端に咲いてる気がする。

 もりのみやキューズモールをちょっと覗いてみたけど、別に私は用事なさそうな雰囲気だったのですぐ出て、道を渡ってピースおおさかのところから大阪城公園にエントリー。

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 これはなんだろう、花は散ってしまってるけど、紫色が景色から浮いていて。

 においの森を北に歩いていってると、巨大な望遠ズームレンズを持ったブルジョアおじさんとか、双眼鏡持ったおばちゃまやらが大勢いた。
 鳥がいるところに一斉にレンズを向けて、あたかもモーターショーでコンパニオンに群がるカメコの群れみたいになっていたけど、なにか珍しい鳥がきてたのかなあ。(オオルリとかキビタキというのが来る季節だそうです)

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 蓮如上人袈裟懸けの松の近くで、いい感じのが咲いていた。
 しかしちょっとこの写真は、背景処理失敗だったな。

 今日はα3000にLA-EA4をつけて、90年代前半に出たミノルタの廉価版50mmマクロという取り合わせでした。
 しかしなんか、LA-EA4のオートフォーカスがやけに迷うんですよね。それほど暗くもないと思うんだけど。
 と思って調べたら、LA-EA4のAFセンサーって、15点測距ではあるものの、クロスセンサーなのは中央部の縦3つだけ。そうだったのか。
 AFが弱いといわれるPENTAXは、かなり前から11点測距・9点クロスセンサーの仕様になってる。もしかして、精度とか、測距を諦めることの少なさとかでは案外PENTAXは悪くないんだろうか。
 ともあれ、LA-EA4を使うときは、そういう癖のものだと思っておかないとなあ。

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 石垣の表面を這うツタはなんだか好き。豊国神社の石垣だったはず。

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 豊国神社の石灯籠に、なぜか積まれていた小石。

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 豊国神社の裏手に秀石庭という、白砂に立派な石をいくつも立てた庭があるんだけれど、もう何年も門を開けてるのを見たことがないなあ。柵越しに見ることはできるけど、雑草出てるなあ……

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 秀吉像、3メートルはある高い台座に、2倍スケールくらいで作ってそうなでかい像が立っている。等身大秀吉像はまあ、えらい小さくなりそうではあるけれど。

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 さすがに大阪生まれの大阪育ちだと、大阪城なんて数え切れないくらい散歩しに来てるとこなんで、最近は行っても人のいないところ選んで歩いてますね。
 ミライザ大阪城(第四師団司令部庁舎=旧大阪市立博物館を実に俗っぽい商業施設に作り変えてしまったやつ)に「けっ」と目を背けつつ、その裏手をぶらぶらと。
 そんなとこ誰もいないだろうと思ったら、意外と拗ね者が歩いてたりします。

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 彼岸花もいましたね。木の根元でちょっと傾きつつ。
 太宰治は富士山に背を向けて「おや、月見草。」、私も大阪城天守に背を向けて「おや、彼岸花。」と。

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 大阪城天守のすぐ東は、水道局の配水池があるので立ち入り禁止なんですけど、その裏手にも回り込めます。回り込むというか、本丸の外周に沿って歩いてこれるというか。
 で、何か管理棟みたいな建物がある。番地のプレートが「大阪城1-1」。おお……もしかして上沼恵美子の実家かなこれ。

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 本丸北東角、糒櫓というのがあったあたりに、お地蔵さんやら龍神やらが祀られているところが。ここも初めて来たかも。

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 精緻な観音様の前に、素朴な石仏。管理はされてる感じだなあ。

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 APS-Cで50mmレンズ(ライカ判換算75mm)の中望遠だと、なかなか天守の写真は撮りづらかった。

 このレンズ、マクロとはいうものの、最大撮影倍率0.5倍の、いわゆるハーフマクロ。
 ミノルタには80年代に出していた50mmF2.8のマクロがあって、かなり評価が高いんですけど、その後からF3.5のを出してました。多分撒き餌レンズだったんじゃないかな。

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 写りがよいと思うほどでもないレンズだな、というのが正直なとこですけど、私は50mmが好きだし、花を見つけた時でも寄れるし、コンパクトで軽いし(LA-EA4がつくから台無しになるけどな)と、まあまあ気に入ってもいます。
 写りについても、α3000だとセンサーが古いから、ローパスフィルターレスのK-70の画像を見慣れた目のせいかもしれないし。
 LA-EA4のAFが思ってたより頼りないからちょっと外してるとか、手ブレ補正がなくなるから細かいブレが起きてるとかもありそう。

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 ただ、条件によってはこんな酷いボケがでちゃうことがあるみたい。
 絞り開放だとリングボケになっちゃうみたいで、それが原因かなあ。もっと寄って大きくボケ點せてるときには気にならないんだけど。

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