日記(2024/11/07)
昨夜から強風で、窓はガタガタと震えて、凍えるような寒さを曇り空が閉じ込めています。
愛犬がわたしを呼んでくれる声は聞こえづらく、祖母はずっと憂鬱な目線を庭へと投げかけています。
実家に戻ってから、まだ一週間も経っていませんが、すでに疲労の色は濃くなりはじめました。身体はだるくて、眠気がおさまることはありません。
この生活を続けることができるのか、だんだん不安になってきました。
案の定、夜には鬱に支配されて、なにをすることもできなくなってしまいました。椅子の上に座り、ぼーっとしているばかりでした。
今日一日で、自分の部屋はおおかた片付きました。その比較的に整頓された空間を見ると、パニックになりそうです。なぜだかは分かりません。
抗うつ剤を飲んだあと、気分は快復したのですが、書くことも読むことも、満足にできませんでした。
そうだとしても、「こんな日もある」という風に割り切ってみようと思います。
-読書-
東浩紀『存在論的、郵便的』を読み進めました。
(東浩紀『存在論的、郵便的-ジャック・デリダについて-』新潮社、1998年)
網野善彦『「日本」とは何か』を読みはじめました。
(網野善彦『日本の歴史00-「日本」とは何か-』講談社学術文庫、2008年)
高橋源一郎「素数」を読了しました。
(高橋源一郎『君が代は千代に八千代に』講談社文芸文庫、2023年、105-124頁)
西村賢太「けがれなき酒のへど」を読み進めました。
(西村賢太『暗渠の宿』新潮文庫、2010年、7-101頁)
フィリップ・レインツェンスの著作を読み進めました。
(Reyntjens, Filip. Political Governance in Post-Genocide Rwanda, Cambridge University Press, 2015)
-創作-
一文字も書くことはできませんでした。
コンテスト・文学賞の締切りが近付いているので、明日からは、ぐんぐん小説作りに打ち込んでいきたいと思っています。
本日の日記は以上になります。