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こんな人にオススメしたいスペイン🇪🇸サンティアゴ巡礼

散歩好きな散歩する藤子
フランスから入ってピレネー山脈を越え
スペインの荒野や峠をてくてく歩いて800㎞。
人生最長の散歩をしてきた。


サンティアゴ巡礼路(通称カミーノ)を歩きながら
帰りの電車に揺られながら
飛行機のチェックインの列に並びながら
こんな人にオススメしたいなサンティアゴ巡礼
を考えたら
思いの外いっぱい出てきたのでまずは第一弾!


日々調整に追われてる人

サンティアゴ巡礼の旅に出るにも
日程調整とか航空券や電車の手配とか調整ごとは避けて通れないのだけど
いざ歩き始めてしまえば
あとは黄色い→が導いてくれる道。

黄色い→


仕事や家庭で調整に追われて
いつも頭フル回転させてる人
には
とってもオススメのサンティアゴ巡礼。

過酷だけどシンプルな道

写真撮るの好きな人

この景色、本気カメラ(※)で撮りたかったぁぁぁぁぁぁぁぁという美しすぎる瞬間がたくさんなので本当に本当にオススメ。

朝焼けに染まるキャンプ場
雨上がり
水たまりに映る空


同じ場所でも天気や季節によって印象は全然違うみたいだし。

※スマホについてるカメラではなくてカメラとしての機能に特化したカメラをわたしは本気カメラと呼んでいる。

忙しい毎日に疲れちゃった人

毎日歩いたり
アルベルゲ探したり
洗濯したり
慌ただしくはあるけども
日常生活の忙しさとは全然違うし
アルベルゲ到着して
シャワー浴びて洗濯を終えてからの
自由時間多めに確保できるスケジュールのカミーノを特にオススメしたい。

ゆったりスペイン時間
これはポンフェラーダの時計塔(たぶん)

スーパーのレジが全然進まなかったり
たっぷり時間をかけてランチしたり
ゆっくり入れてくれるカフェコンレチェ飲んだり
スペインののんびりとした時間の流れ
(戸惑いも大きいけども)
忙しいモードの脳に何らかのいい影響を与えてくれそうな気がしてる。

いつも人の世話するポジションの人

助け合いが溢れるカミーノ。

でもカミーノは自分のカミーノ。
基本的には自己責任。
自分でどこまで進むか決めて
自分の空腹具合と相談して何食べるか決めて
自分でどこのアルベルゲに泊まるか検討する。

誰かの心配して
誰かの生活の段取りして
誰かのケアして
誰かのために確認して
誰かのためにたくさんの時間を使ってきた人

にたくさん出会った。


「これまで長いこと誰かのために生活してきたから、カミーノの間だけでもちゃんと自分と向き合う時間確保したくて」って理由で巡礼始めたって話、今回けっこう聞いた。
もちろん口にはしなかっただけの人もたくさんいたと思う。

人に頼るの下手くそな人


I need your help検定の話より

カミーノ2回目巡礼中のオランダからきたおじいちゃんが言ってた

「前回、巡礼の途中で脚を痛めて動けなくなってしまった時、たくさんの人が助けてくれてね。

恥ずかしながら僕は“自分のことは自分でなんとかできる”人間だと思い込んでいたんだよ。
でもその件があってからは、助けが必要な時はちゃんと助けてくださいって言う練習をしているんだ」って。

まぁまぁ過酷な道のりを歩いて
同じ方向を目指す連帯感が背中を押してくれて
わたしもすごくI need your helpが上手になった気がした旅であった。

その②はこちら

#わたしの旅行記

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