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研修スタイルのバージョンアップ

 ある先生と少しだけお話しました
「昔職員室には,本屋がやってきていて,
 注文している月間の教育雑誌を置いていった
 自分も注文しているんだけど,
 先輩が注文している雑誌をこっそりみたり,
 載っている実践を真似したりして授業に活かしてた
 学級経営や国語,算数,社会,理科など,
 いろいろあったよね」

「毎月の教育技術がバイブルやった
 授業のヒントだけではなく,
 その学年に応じた情報も載っているので,
 隅から隅まで読んだなあ」

「仲間内の若い先生たちや先輩と
 「今日,ご飯行きませんか?」と声をかけ,
 夕食をともにしながら,
 授業のこと学級づくりのことを教えてもらってた」

「先輩との話を受けて,毎月,本屋に行っては,
 教育書を購入したり,研究会に参加したりして,
 自分の学級経営や授業づくりに活かしていた」

「若い先生たちだけで,
 秘密の研究授業の見せあいをして学び合った
 先輩を呼ぶと一刀両断されてしまうので,
 あえて若い先生たちだけで
 ああだ,こうだとラーメンをすすりながら,
 話をした」

「たまたま載っていた教育雑誌の研修会に参加したあと,
 縁があって,教育サークルに入った
 実践を交換するうちに,
 だんだん先輩先生の言っている意味が分かってきた」

今は令和の時代
仕事だけではなく,自身の生活や家族も大切にしながら,
仕事上の「力」を身につけていかないといけないですよね
この会話の中である先生が,
「今の時代の先生って,
 どうやって教育技術を学んでるの?」と

その先生たちと話していると,
校内や市内でできる研修スタイルを
時代に合わせたものにしなくてはいけないのかなって
考えてしまいます

じっくりと指導案の一字一句を練りながら,
研究授業ですすめるスタイルからのバージョンアップが
必要な気がしています

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